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雨樋の修理はどこに頼めば良い?外壁塗装と同時に行うことも

最終更新日時 : 2021.12.22

雨樋の修理はどこに頼めば良い?外壁塗装と同時に行うことも

雨樋の修理はどこに頼めば良い?外壁塗装と同時に行うことも

雨樋とは、屋根を流れる雨水を地上や下水まで運んでくれる設備のことをいいます。雨水が屋根に溜まったままだと雨漏りや腐食の原因になってしまうため、雨樋が重要な役割をはたしてくれています。そんな雨樋が壊れる原因や修理を頼める業者、実際の事例などをたっぷりご紹介します。

 

◼ 雨樋とは?

雨樋とは、雨水を地上や下水まで運んでくれる設備のこと。屋根の端の部分に取り付けられており、屋根を流れる雨水を集められるようになっています。

筒状になった建材を通って地上や下水まで水が流れていく仕組み。家の外観において目立つ存在ではありませんが、雨の多い日本においては非常に重要な役割を果たしてくれています。

 

もし雨樋がなかったら、屋根から地上に雨水が流れ落ちる際の騒音や建物の腐食、雨漏りなどの原因になってしまいます。地上に水たまりや溝ができてしまうことも。雨樋があることでそれらの不具合を解消してくれているのです。

 

◼ 雨樋が壊れる原因

雨樋が壊れた場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。できるだけ早く対応した方が良いことに変わりはありませんが、欠陥の原因を探ってみましょう。

 

雨樋は直接目で見て劣化に気付くということは少ないかもしれませんが、その分原因を知ることで劣化に気付くことができるかもしれません。

 

・経年劣化

家のさまざまな設備に耐用年数があるように、雨樋にも20〜25年という耐用年数があります。

雨樋が耐用年数を超えていると穴が空いたり外れたりしてしまい、雨樋としての機能を果たさないだけではなく、雨漏りを引き起こしてしまうことも。

 

経年劣化して壊れた雨樋は、修理ではなく新しいものへの交換になります。高所での作業になるため、自力でどうにかするのではなく、早めに業者に交換を依頼するようにしましょう。

 

・雨樋の詰まり

雨樋はいくつかのパーツに分かれていますが、屋根から雨を集める「集水器」と雨水を地上や下水に流す「竪樋」が詰まりやすい性質を持ちます。筒状の建材が縦になっているため、ゴミが入りやすく詰まりやすいという仕組み。

近くに木があれば落ち葉の季節に詰まりやすく、他にも風で飛んできたゴミや鳥の巣などが気付かないうちに詰まっていることもあります。

 

手が届く範囲でゴミを取り除き、雨樋にバケツで水を流し入れてみてスムーズに流れるようであれば大丈夫です。手が届く範囲のゴミを取り除いても水が流れない場合は奥まで詰まってしまっている可能性があるため業者に依頼することをおすすめします。

 

・台風や雪による被害

雨樋が壊れる原因として、台風や雪による被害も考えられます。家の中でも屋根に近く高いところにあるため、外部の影響を受けやすいためです。強風で雨樋が破損してしまったり、雪の重みで割れてしまったりした場合、火災保険の対象になる可能性もあるため、状態が悪化する前に修理や交換を検討してみてください。

 

・傾斜のズレ

雨樋は雨水を流すという役割から、排水しやすいように集水器に向かって傾斜がつけられています。しかし傾斜が逆になっていたりズレたりしていると、雨水がきちんと流れず溢れてしまいます。

 

雨樋の傾斜にズレがある場合は雨樋を支えている金具が歪んでいる可能性があるため、金具の歪みを直す必要があります。力の入れ方を間違えると金具の破損につながってしまうため、業者に依頼する方が安心かもしれません。

 

・つなぎ目の隙間

雨樋はそれぞれのパーツをつないで作られているため、つなぎ目に隙間があると壊れる原因に。耐用年数である20〜25年が経過していない雨樋でつなぎ目に隙間が見られる場合、数カ所程度であれば接着剤で応急処置できます。

接着剤を使う際は、つなぎ目部分をしっかり掃除しておくようにしましょう。

 

また接着剤はあくまでも応急処置なので、状態が悪化する前に業者に修理や交換を依頼することをおすすめします。

 

◼ 雨樋の修理はどこに頼めば良い?

雨樋の修理や交換の費用を抑えるために、自力での作業を考えることもあるかもしれませんが、基本的にはおすすめできません。手が届く範囲での詰まりを取り除いたり応急処置をしたりする分には問題ありませんが、その後は早めに業者に依頼するようにしましょう。

また詰まりの取り除きや応急処置の際、高所での作業のため慎重に行うようにしましょう。

 

雨樋は屋根に付属しているため、「屋根に関する業者に依頼するべき?」と思われるかもしれません。しかし屋根の業者は吹き替え工事などを専門としている場合があるため、雨樋の修理が専門外である可能性があります。

対応してもらえても費用が高くなってしまうこともあるため、雨樋修理であれば塗装業者や屋根修理業者、雨樋修理専門業者などに依頼するようにしましょう。

 

◼ 外壁塗装と同時に修理することも

塗装業者や屋根修理業者、雨樋修理専門業者などが雨樋の修理を行なっているということをご紹介しましたが、塗装業者が外壁塗装や屋根塗装と同時に雨樋の修理をすることもできます。

 

雨樋の箇所や高さによっては、足場の設置が必要になることも。足場は設置するだけで費用がかかってしまうため、せっかくなのであれば外壁や屋根の塗装と同時に修理すると足場代を節約することができます。

 

◼ 塗装と雨樋修理の事例

雨樋が壊れる原因や修理を依頼できる業者についてご紹介してきました。外壁や屋根の塗装業者である塗装屋ぬりべえが実際に施工した雨樋修理の事例もぜひ参考にしてみてください。

 

・外壁屋根塗装と雨樋の不具合を解消

20年以上経過して外壁に傷みが目立ってきたため、これからも安心して過ごせるように塗装しようということでご依頼いただきました。雨樋の不具合も気になっていたということで、雨樋や木部の修理も同時に施工。

 

耐久性が高く、且つ費用も抑えたいとのことでしたので、コストパフォーマンスに優れたラジカル塗料をご提案。紫外線による劣化を防げるので、美しく性能の良い状態を長く保つことができます。

 

また色味は南国のイメージで塀のレンガに合ったものが良いとのことでした。レンガの塀との調和を考え、カラーシミュレーションを使って色合いのバランスの取れた色をお選びいただきました。

 

実際の施工事例はこちら

 

・雨樋の詰まりを解消

外壁と屋根の劣化、雨樋の詰まりでお悩みとのことでお問い合わせをいただきました。雨樋の詰まりを解消し、エスロネットを使用することで雨樋を詰まりにくく施工。

 

既存の外壁はアイボリーと暖色系のツートンカラーでしたが、塗装によってグレーの濃淡によるツートンカラーに。外壁と屋根は既存の色とは全く違う色に仕上がり、新築と同じくらい綺麗になったとお喜びの声をいただきました。

実際の施工事例はこちら

 

◼  まとめ

雨樋は屋根を流れる雨水を地上や下水に流してくれる役割があることが分かりました。雨の多い日本において非常に重要な役割を果たす雨樋ですが、壊れてしまったら放置せずできるだけ早く業者に修理や交換を依頼するようにしましょう。自力での応急処理も可能ですが、高所での作業になるため安全を確保した上で行い、応急処置後は業者への依頼をおすすめしています。

 

塗装屋ぬりべえは外壁や屋根の塗装を行なっている会社ですが、同時に雨樋の修理や雨漏り修理、外壁や屋根の無料診断なども行なっております。パッと見ただけでは分からない劣化や不具合をチェックして、お客様の家の状態に合わせたプランをご提案させていただきます。千葉県と茨城県で雨樋修理や外壁・屋根の塗装をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録

・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
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資格情報

・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター

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