家を建ててから年数が経つと、外壁や屋根の劣化が進んでいきます。こまめなメンテナンスを行うことで深刻な状況は防ぐことができるため、定期的な塗装を推奨しています。
塗装には高額な費用がかかるため、せっかく塗り替えるのであれば理想のおしゃれな外観に生まれ変わることができたら嬉しいですよね。そこで外壁リフォームで理想の外観を手に入れるために、外観のトレンドや可能なテイスト、実際の事例をご紹介していきます。
◼ コラムのポイント
1、おしゃれな外壁のトレンドを知ることができます
2、外壁リフォームで可能なテイストを学ぶことができます
3、おしゃれなテイストと事例を見比べながら参考にすることができます
目次
◼ 家の外観のトレンドとは
外壁や屋根の劣化が進むと、塗装で劣化を防ぎつつ外壁を保護していく必要があります。外観は家の印象を決める重要な要素の一つなので、せっかく塗装するのであればおしゃれで理想的な外観に生まれ変わることができたら嬉しいですよね。
さまざまな外観のテイストがありますが、ここ数年は都会的でモダンなテイストが人気の傾向にあります。白や黒、グレーなどの無彩色を中心に、濃いブラウンやベージュなど落ち着いたカラーが選ばれることが多くなっています。
シンプルな色味を単色で塗装すると単調なイメージになってしまうので、ツートンカラーにしたり質感の違う素材を組み合わせたりして表情豊かに仕上げることもできます。
◼ 外壁リフォームでできること
外壁リフォームは、大きく分けて「塗装」と「カバー工法」、「張り替え」の3種類。塗装は劣化の状態が軽度の場合に選ぶことができる方法で、塗料の種類を選んで外壁を塗り替えていきます。塗装では塗料の種類によって色やツヤ感を変えることができるため、既存の外壁と全く違う色を選ぶとイメージチェンジすることができます。
カバー工法は既存の外壁の上から新しい外壁材を張り付けることで、張り替えは既存の外壁材を撤去して新しく外壁材を張り付けることをいいます。劣化の状態が深刻だとカバー工法ではなく張り替えしか選べないことも。
カバー工法の場合は、既存の外壁+新しい外壁の重みが家にかかるため、できるだけ軽量な素材を選ぶ必要があります。軽量な外壁材である金属系サイディングはカバー工法においてよく選ばれています。
張り替えだと外壁材の種類は問わないので、好みのデザインや質感のものから選ぶことができます。どちらの場合も塗装に比べて大幅に印象が変わるので、新築のような気分で過ごすことができるでしょう。
→賢く外壁リフォームを行うための計画の立て方とコツ
◼ 外壁リフォームで理想の外観に
外壁リフォームで外観をどのように変えられるのかについてご紹介してきました。実際に外壁リフォームで可能な外観のテイストとそれぞれのおしゃれな事例も参考にしてみてください。
・シンプルモダン
シンプルモダンな外観は近年人気が高まっていてトレンドともいえるテイスト。現代的で都会的な印象を与える外観にすることができます。モノトーンを中心とした色使いで、直線的なデザインが特徴です。
事例
日当たりの良い環境だったこともあり、色褪せやコーキングの割れが気になっているとのことで塗装のご依頼をいただきました。もともと寒色系の色味でしたが暖色系の色味を取り入れることで温かみのある印象に仕上がりました。
・スタイリッシュ
スタイリッシュな外観はシンプルモダンと少し似ていますが、より洗練された「かっこいい」印象の家に仕上げることができます。
事例
そろそろ塗装をしようかと検討していたところ、ショールームを通りかかったことでお声がけいただきました。外壁材に合わせて塗料を選び、スタイリッシュでおしゃれな印象の外観に仕上がっています。
・ナチュラル
白やベージュ、木目調の色や素材を使うと、ナチュラルな印象の外観にすることができます。温かみのある雰囲気にしたい方におすすめ。外壁に合わせて庭に植栽を植えたりアプローチにタイルを使ったりすると外観全体をコーディネートすることができます。
事例
経年劣化や立地の環境によるコケやひび割れが気になっているとのことで塗装のご依頼をいただきました。高耐久の無機塗料を選び、光沢感を押さえた半艶のものを。ベージュの明るい色味と木目のコントラストが素敵なおしゃれな外観になりました。
・南欧風
南欧風の家はフランスの田舎町のような雰囲気。白やアイボリー、明るいブラウン、オレンジなどの明るい色や暖色系の色味を使ったり、レンガを取り入れたりするのがおすすめです。
事例
外壁や屋根が汚れてきたことや外壁の小さいひび割れが気になっているとのこと。光沢感のある質感がお好きではないとのことで、半艶で仕上げて南欧風の外観に。もともとの色味や色分けが魅力的なお家だったので、イメージを崩さないように耐久性の高い塗装を意識しました。
・アメリカン
アメリカンな家では、白を基調としながらブルーやグリーン、イエローなどの爽やかな色味を明るいトーンで取り入れるのが一般的。屋根にはグレーやブラウンで塗装するとバランスを取ることができます。
事例
前回の塗装から11年経過したことでそろそろ塗装を…と思っておられたところでご依頼をいただきました。もともとはアイボリーの色味の外壁でしたが、ブラウン系の色味に変更してベランダや建具の白とのコントラストでアメリカンな雰囲気に。
・カラフル
外壁リフォームでは、思い切ってカラフルな色で塗装することもできます。好きな色をそのまま外壁に取り入れたい方は、カラーシミュレーションをして周りの景観との調和も考えた上でカラフルな外観にしてみてはいかがでしょうか。
事例
外壁の色褪せや経年劣化を気にされていました。塗装のタイミングでイメージチェンジを図り、ピンクから思い切ってブルーに。カラフルで個性的な家に仕上げることができました。
・和モダン
和モダンな家は、日本らしい和風の要素と現代的な要素のハイブリッド。外壁リフォームで和モダンにしたい場合、もともとの家が和風の家であれば、少し現代的な要素を取り入れるだけで実現することができます。
事例
色褪せやコーキングの劣化が気になっておられたところで塗装のご依頼をいただきました。カラーシミュレーションを使って色使いを考えることでおしゃれな3色の塗り分けが完成。
・和風
昔ながらの和風の家は今も変わらず存在します。もともと和風の家に住んでいると、外壁リフォームでもそのまま和風の家の方が落ち着くこともありますよね。和風の家は洋風の家とは異なる素材が使われていることも多いので、和風の家のリフォームに慣れた業者に依頼するようにしましょう。
事例
和風建築の塗装ということで、和風建築らしい色合いを意識しながら外壁や木部を塗装しました。もともとの色味よりも明るい色を選ぶことで、爽やかな和風の家に仕上がりました。
◼ まとめ
外壁塗装には外壁の保護や機能性の維持という重要な役割がありますが、せっかく塗り替えるのであればおしゃれで理想的な外壁にしたいですよね。そこで塗り替えで可能なテイストと実際の事例をたっぷりご紹介してきました。
塗装屋ぬりべえでは、お客様のご要望に最大限お答えしながら外壁や屋根の塗装を行なっております。さまざまなテイストの外壁塗装の実績がありますので、千葉県と茨城県で外壁や屋根の塗装をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。