外壁塗装をする時期
外壁塗装をするタイミングいつが最適化難しいですよね。でもチェックするところがわかれば大丈夫。
ポイントをしっかり抑えてベストなタイミングで最高の外壁塗装をしましょう。
外壁の劣化状況から判断しよう。
1.チョーキング 対策目安:チョーキング発生から2~3年以内
外壁を手や指で擦ると白い粉が付着する現象の事。外壁の塗装が劣化してチョークのような粉が浮き出る現象です。主な原因は紫外線による塗料の劣化。新築、または前回塗装から8~10年位を目安に発生します。外壁材の防水性能の劣化を示します。再塗装の目安になります。
放置してしまうと、防水性のが低下し、色褪せや外壁材の剥がれなどが起きてしまい外観や美観を失うだけでなく、耐久性も落ちてしまいます。
最悪のタイミングでは塗装自体不可能になってしまい張替え工事が必要になるケースもあり、より高額な工事が必要になってしまうこともあります。
比較的初期に出る症状です。
2.カビ・コケの付着 対策目安:カビ・コケの発生から2年くらい
塗装が劣化して外壁が水分を含むようになると、カビ・コケの付着が発生します。水や汚れから外壁を守っている塗料の劣化が原因です。本来は水分などを弾いていた塗膜がなくなり雨などの水分が外壁に留まりやすくなっています。
このまま放置してしまうと、腐食、劣化が進み外壁がボロボロになってしまいます。
また、カビによる健康被害が起きたり、美観を著しく損ねます。
3.シーリングのシワ・亀裂 対策目安:新築時・前回工事から5~10年目安
紫外線の影響によりシーリング材自体が変質して起きます。シーリング固くなりシワや亀裂が起きる。
シーリングは外壁防水の要でもあるので早めに対応しましょう。
4.シーリングの断裂、欠落 対策目安:出来るだけ早く
シーリング自体の寿命、または施工不備により起きる現象。外壁材同士の繋ぎ部分が露出し雨の影響を受けます。そのまま水の侵入により外壁材の劣化、雨漏りなどを引き起こすこともあります。
シーリングは外壁、窓枠などの水漏れを防ぐために欠かせないものであり、その他建物の断熱性能、振動吸収効果もありクラックや割れを防ぐ役割もあります。
5.外壁材のクラックや割れ
外壁のヒビ割れには髪の毛程度の幅のヘアークラックからそれ以上のものまで様々あります。
ヘアークラックは軽微なヒビ割れで外壁材の表面に限定されます。
それ以上のクラックの場合シーリング材などでの補修か場合によっては張替えが必要な場合があります。
原因は経年劣化。雨風、紫外線にさらされ劣化が進んでしまいます。また、車が通る際の振動や地震、その他風が外壁に当たる衝撃も原因になります。
クラックは外壁の耐久度の低下を表します。ヒビ割れは「まだ大丈夫」とそのままにせず、すぐにご相談ください。