ラジカル塗料の知識を詳しくご紹介|実際の事例も

外壁塗装を検討していると、ラジカル塗料という言葉を耳にしたり、「業者に相談した際にラジカル塗料をおすすめされたが、どんな塗料?」と気になっていたりする方もいるかもしれません。

 

しかしラジカル塗料がどのような塗料か具体的にイメージしにくいですよね。そこで今回はラジカル塗料の詳しい特徴とメリット・デメリットをご紹介します。実際にラジカル塗料を使った施工事例も参考にしてみてくださいね。

 

◼ ラジカル塗料とは

ラジカル塗料という言葉は、外壁塗装を検討するまで聞いたことがなかったという方も多いのではないでしょうか。なんとなくのイメージすらつきにくい言葉ですが、外壁塗装を検討する際はぜひ知っておきたいラジカル塗料の特徴をご紹介します。

 

・そもそもラジカルとは

ラジカル塗料とは、「ラジカル」の発生を抑える効果のある塗料のことを言うのですが、ラジカルとはそもそも何を示すのでしょうか。外壁や屋根に塗装した塗料は、どうしても太陽光の紫外線や雨を浴びてしまいますよね。

 

ラジカルとは、塗料に含まれる顔料に、酸素や水、紫外線などが触れることによって発生する劣化因子のことをいいます。そのためラジカルは、顔料や樹脂を含む塗料を劣化させるエネルギーと言うこともできます。

 

・ラジカルを発生させる酸化チタンとは

「酸化チタン」は、外壁塗装に使われる塗料のうち人気のホワイトやクリーム系の色に調色するときに必要な白色の顔料のこと。下地の色を隠す力もあるため、淡い色の外壁にする際には必ず必要な顔料なのですが、酸化チタンはラジカルを発生させてしまう成分でもあります。

 

・ラジカル制御技術

淡い色の塗料にするためには酸化チタンが必要であることが分かりましたが、ラジカルが発生すると耐久性が落ちてしまいます。そこでラジカル抑制技術として、高耐候酸化チタンと光安定剤が配合されています。

高耐候酸化チタンは、酸化チタンの表面に発生したラジカルを閉じ込める効果があり、塗膜の劣化を食い止めることにつながります。

 

光安定剤は、発生したラジカルをキャッチして活動を抑えてくれるもの。ラジカルが発生すること自体を抑制するのではなく、ラジカルの活動を封じる効果があります。

ラジカル塗料は、高耐候酸化チタンと光安定剤の相互作用によって塗料の耐久性を上げることができています。

 

◼ ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料の特徴をご紹介してきましたが、外壁塗装でラジカル塗料を使用するメリットとしてどのようなことがあげられるのでしょうか。

 

・チョーキング現象への効果

酸化チタンによって発生したラジカルは、塗膜の劣化を進行させてしまいます。塗膜が劣化すると、外壁を触ったときに手に白い粉が付着する「チョーキング現象」が起こってしまいます。

ラジカル塗料を使用するとラジカルの発生を抑制するため、チョーキング現象が起こりにくい効果があります。

 

・耐久性が高い

ラジカル塗料を使用するとラジカルの発生を抑制でき、塗膜の劣化を防ぐことができます。そのため耐久性が高く、次の塗装までのサイクルを延ばすことができます。耐用年数は12〜15年といわれています。

 

・汚れにくい

ラジカル塗料には、人気のシリコン塗料と比べて汚れにくい性質を持ちます。そのため実際の塗装してからの年数よりも、外観を美しく保てる年数が長いといえます。

 

・費用が高すぎない

ラジカル塗料は耐久性が高く耐用年数が長い割に、費用が高すぎないというのも大きなメリット。外壁塗装ではシリコン塗料の人気が高いですが、シリコン塗料は費用が安い分、耐用年数も他の塗料よりも短くなってしまいます。

 

しかしラジカル塗料はシリコン塗料とそこまで価格差がないにも関わらず耐用年数が長いため、コストパフォーマンスが抜群だといえます。

 

◼ ラジカル塗料のデメリット

ラジカル塗料にはたくさんのメリットがありますが、デメリットも存在します。自分にとってもデメリットであるかどうか、塗装する上で弊害になるかどうかを判断してみてください。

 

・濃い色を選べない

ラジカルを発生させる酸化チタンは白色顔料であるとご紹介しました。そのため白色顔料を使って調色すると濃い色を作るのが難しくなってしまいます。

 

酸化チタンを使用しない濃い色の塗料ではラジカルが発生しないため、濃い色の外壁にしたい場合はラジカル塗料に拘る必要がありません。

 

・製品数や実績が少ない

ラジカル塗料は耐用年数が12〜15年といわれていますが、そもそも発売されてから10年弱しか経っていない新しい塗料。そのため製品数や実績が少ないという点をデメリットに感じられる方もいるかもしれません。

 

実際に耐用年数を迎えた外壁を目にすることができない状態なので、表示されている年数の耐久性があるかどうかは確約できません。

 

◼ ラジカル塗料を使った外壁塗装事例

ラジカル塗料の特徴とメリット・デメリットが分かりましたが、実際にラジカル塗料を使用した施工事例もご紹介します。

 

・千葉県旭市の外壁塗装事例

色褪せや汚れ、雨染みをきれいに手直ししたいとのことで塗装のご依頼をいただきました。

コーキングや幕板、笠木周りから雨水を吸い込んで劣化が進んでいたため、塗装前に下地処理を入念に行い、流行に左右されないグレーの色で塗装。塗装前と似た色味ですが、より明るい印象の外観に仕上がりました。

 

何も分からない状態でご依頼いただきましたが、質問いただいたことにお答えする対応に安心感を覚えたとのお言葉をいただきました。

実際の施工事例はこちら

 

・千葉県成田市の外壁塗装事例

外壁に凹凸が多いため汚れが溜まりやすく、目立つようになってきたとのこと。最後の塗装にしたいとのご希望をお伺いしたため、価格と耐久性のバランスの良いラジカル塗料をご提案いたしました。

凹凸の多い外壁であることから吹き付けで塗装を行いましたが、近隣へも配慮しながら工事を進めました。

実際の施工事例はこちら

 

・茨城県稲敷市の外壁塗装事例

外壁の色褪せなどの症状が気になっておられました。ベランダの張り替えを行ったこともあり、ベランダだけ色分けをしてアクセントに。

イエロー系の外壁からブラウンと濃いグレーのツートンカラーにしたことで、家のイメージをガラリと変えることができました。

実際の施工事例はこちら

 

・茨城県牛久市の外壁塗装事例

モルタルの外壁でクラックが無数に入っており、雨漏りが心配ですぐに外壁塗装をしたいとのことでした。施主様の不安を解消しつつ、耐久性の高い塗料ということでラジカル塗料をご提案。

 

クラックが埋まっただけではなく光沢も戻り、明るくきれいになったとお喜びおいただけました。ラジカル塗料で塗装したので、耐久性が高く安心してお住まいいただけるはずです。

実際の施工事例はこちら

 

◼  まとめ

ラジカル塗料という言葉は、外壁塗装のタイミングで初めて耳にしたという方が多いかもしれません。塗膜を劣化させる因子であるラジカルの発生を抑制する効果を持つのがラジカル塗料。

耐久性が高く、耐用年数は12〜15年といわれています。メリットとデメリットがあるため、それぞれ考慮した上で予算とのバランスも考えて塗料を選ぶようにしましょう。

 

塗装屋ぬりべえでは、外壁・屋根の塗装やリフォームを行なっています。ラジカル塗料の他にも、シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料、遮熱塗料などさまざまな塗料を取り揃えておりますので、千葉県と茨城県で外壁・屋根の塗装をご検討中の方は、ぜひご相談ください。

地域最大級のショールームもありますので、お気軽にお越しください。