外壁をおしゃれにしたい場合、複数の色を取り入れて外壁塗装することがあります。
では、何色まで使っても良いのでしょうか。
この記事では、外壁塗装で数色使用する場合の注意点や、組み合わせの色選びについてまとめています。
・外壁塗装はどんな色が適しているの?
・色選びのポイントを知りたい
1 外壁塗装で避けたい色の組み合わせとは?
外壁塗装では「汚れが目立ちやすくなる色の組み合わせ」「劣化部位が目立ちやすくなる色の組み合わせ」は避けましょう。
・汚れが目立ちやすい色の組み合わせとは
汚れが目立ちやすい色の組み合わせは、白と黒があげられます。
白と黒の組み合わせはモノトーンカラーでおしゃれという印象もありますが、汚れが目立ちやすいのです。
もし黒と白の組み合わせに近い色にしたいのであれば、グレーやオフホワイトで組み合わせすると良いでしょう。
・劣化部位が目立ちやすくなる色の組み合わせとは
住まいの外壁は年数が経過するとともに劣化が目立ってきます。
塗装し直すことで綺麗な外壁に戻りますが、劣化部位はできるだけ目立ちにくくしたいものです。
原色に近い色は、塗料の色あせを起こしやすいことから、劣化部位が目立ちやすくなります。
原色の組み合わせは避けましょう。落ち着いた色を組み合わせれば劣化は目立ちにくいです。
- 汚れが目立ちやすい色の組み合わせは、白と黒
- 経年劣化が目立ちやすい色の組み合わせは、現職同士の組み合わせ
2 外壁塗装は何色まで組み合わせしていいの?
外壁塗装では、ツートンカラーが人気です。
まれに3色組み合わせている住まいもありますが、色の数が増える分、塗装にかかる費用も高くなります。
ただし、外壁塗装で複数の色を組み合わせる場合は、3色までにしましょう。
4色以上使用する組み合わせはデザインのバランスがとりにくくなってしまうからです。統一感のない仕上がりや、派手過ぎる仕上がりになってしまい、周囲の住まいから浮いてしまう可能性も高いです。
また、その時は良いと感じていても年数が経過して、もっと落ち着いた雰囲気にしておけば良かった・・・と後悔してしまうこともあるため、慎重に考えましょう。派手な外観は、周囲からも注目され過ぎてしまうのでおすすめできません。
- 外壁塗装はツートンカラー(2色)が基本
- 派手すぎる外観は周囲から浮いてしまうため多くても3色までの組み合わせにしよう
3 まとめ
外壁塗装で色選びをする際は、色見本を必ず確認しましょう。
カタログの色見本では、正しい色を確認できません。実物に近い色を確認できるように塗装業者に見本を見せてもらうようにしましょう。実際に同じ塗料で外壁塗装されている建物を見せてもらえると安心です。
また、外壁塗装を行う際は、周囲の住まいとのバランスも考えた色選びをしましょう。