外壁は住まいを守るために大切な役割を果たしています。
新築住宅でも、年数が経過すれば外壁のメンテナンスを行わなければいけません。
この記事では、外壁工事でどのようなことが行われるのかまとめています。
・外壁工事って何のためにするの?
・外壁工事はどんなことをするの?
1 外壁工事とは?
外壁工事では、外壁の修繕やメンテナンスを行っています。
外壁は、風雨や紫外線の影響を受けやすい部分です。築年数が経過すれば、色あせやひび割れなどが起こりやすくなります。
これを未然に防ぐメンテナンスや、劣化した部分を修繕することが、外壁工事です。
外壁の性能や機能を保つことができれば、住宅を長持ちさせることにもつながります。
- 外壁工事とは、経年劣化した外壁の修繕や、未然に防ぐためのメンテナンスを行なうこと
- 外壁工事を行なって、外壁の性能・機能を保つことで住宅そのものを長持ちさせられる
2 外壁工事の主な内容
では、外壁工事ではどのようなことを行うのでしょうか。内容をまとめておきます。
・外壁塗装
外壁工事の中でも、代表的な工事が「外壁塗装」です。
外壁塗装は、外壁の上に塗料を塗ることで、外壁の機能を保持させるものです。
外壁にはあらかじめ塗料が塗られていますが、これが少しずつ剥がれていきます。
塗料が剥がれてしまうと、外壁が風雨や紫外線などから建物を守る機能が低下してしまうのです。
外壁塗装を行うことで、建物を守る機能を復元させることができます。
・重ね張り
古い外壁の上から、新しい外壁を取り付ける外壁工事が重ね張りです。
外壁の重ね張りを行うことで、建物の外観を新しくすることができるだけでなく、遮音性や断熱性が向上します。
ただし、古い外壁がそのまま残っている状態となるため、見えない部分で劣化が進む可能性が出てきます。
この点は注意しなければいけません。
・外壁の張り替え工事
外壁を撤去して新しいものに替える工事が外壁の張り替え工事です。
建物の外観を変えたい場合や、外壁がかなり傷んでいる場合は、外壁を丸ごと取り替えます。
費用はかかりますが、新築のような仕上がりになります。
・外壁補修工事
外壁に少しひび割れができてしまった、部分的に塗料が剥げている、部分的に塗料が膨張しているというような場合は、補修工事で対応できることが多いです。
補修工事は、費用を抑えて外壁の修復が可能です。
ただし、熟練した作業員が行わなければ、補修している箇所が目立つ場合があります。
- 外壁塗装は、外壁工事の中で最も一般的。外壁に塗料を塗って建物を守る機能を復元できる。
- 重ね張りは、建物の外観が新しくなり、遮音性や断熱性が向上する。ただし古い外壁の劣化が進む可能性も。
- 外壁の張り替え工事は、建物の外観を変えたい場合や、外壁がかなり傷んでいる場合に行なう。
- 外壁補修工事は、部分的に補修を行なうため、費用が抑えられる。ただし、熟練した技術が必要な場合も。
3 まとめ
外壁工事では、どのようなことが行われているのかお伝えしました。
外壁の機能保持と美観を保持するために、定期的にメンテナンスを行いましょう。
外壁工事が必要かどうか見極めることが難しいという場合は、外壁工事業者に相談してみるのがおすすめです。