手抜き工事の見抜き方|外壁塗装の業者チェック
相見積もりを取り、1つの業者を信頼して決め依頼したとしても、手抜き工事ではないか気になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不安に感じるのは当たり前で、優良業者であれば快く一緒にチェックしてくれることもあります。工事中にお客様がチェックをすることは、職人の気を引き締めることにもなるため、適度にチェックすることは必要です。この記事では、手抜き工事を見抜くチェックポイントをご紹介いたします。
お客様側も工事のチェックをしよう
塗装業者が工事をしっかりと行うことは当たり前ですが、必ずしもお客様の満足いくものでなかったり、業者に悪気はなくても、お客様にとっては不安に感じてしまうといったこともあります。
そのため、気になったところは業者に気兼ねなく質問できるような関係であることが望ましいです。
自宅の工事ですので、お客様が工事の確認を行い、工事の進捗がどのようになっているのかを質問することは悪いことではありません。業者も質問されることに慣れていますので、誠実な対応をしてくれますのでご安心ください。
職人に言いづらいときは?
作業をしている職人に直接声をかけるのは、なかなか難しいといった方もいらっしゃいます。その場合には、業者や営業に連絡を行いどのようになっているのか知りたいといった旨を伝えましょう。
業者側も、お客様が職人に言いにくいことは分かっていますので快く答えてくれるはずです。
手抜き工事のチェックポイント
優良企業であっても、たまたま入った職人が手抜きをしてしまっているということもあります。手を抜いてしまうと、特に工事品質に問題がある工程についてご紹介いたします。
高圧洗浄は見えないところもしているか
高圧洗浄は、外壁の汚れを落とし、塗料が正常に密着するために必要不可欠の工程です。高圧洗浄を行わずに塗装をしてしまうと、塗膜剥離などの問題が生じてしまうためです。
高圧洗浄の手抜きは、屋根の高圧洗浄を適当に行っていたりする場合があります。コケなどが落ちきっているか確認しましょう。
コーキングの撤去はしているか
コーキングはカッターなどで撤去してから新しいものを打ちます。撤去せずに上からコーキングをそのまま打っていないかチェックしましょう。
(窓周りなどはカッターで撤去しないので注意しましょう)
希釈率、乾燥時間を守っているか
塗料の希釈率、乾燥時間は、塗料カタログの裏などに記載されています。塗料を薄めすぎたり、乾燥時間を設けずにすぐに次の工程に移ることで、材料費を抑え、人件費を削減し、業者の利益を無理に上げる手抜き工事です。
これらの希釈率、乾燥時間を正しく守っているかどうか、工事スケジュールや実際に使った塗料缶の数などからチェックするようにしましょう。