コラム

外壁塗装で断熱・遮熱性能をアップ!省エネに効く塗料とは

最終更新日時 : 2025.07.07

外壁塗装で断熱・遮熱性能をアップ!省エネに効く塗料とは

外壁塗装で断熱・遮熱性能をアップ!省エネに効く塗料とは

外壁塗装は、見た目の美しさを保つだけでなく、住まいの快適性や光熱費にも大きな影響を与える重要な工事です。

特に近年注目されているのが、「断熱」や「遮熱」の効果を持つ高機能塗料。

これらを活用することで、夏は涼しく冬は暖かい環境を保ちながら、冷暖房の負担を軽減し、省エネにも大きく貢献します。

本記事では、断熱・遮熱性能を高める塗料の特徴や選び方、そのメリットについて詳しく解説します。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・風雨で外壁がどのくらいダメージを受けるのか知りたい
・今できる対応策を知りたい

1 遮熱塗料とは?太陽の熱をブロックして夏を快適に

遮熱塗料とは、太陽光に含まれる近赤外線を反射し、外壁や屋根の表面温度の上昇を抑える塗料です。

外壁の表面温度が10〜15℃ほど低くなることもあり、建物内部の温度上昇を防ぐ効果があります。

特に、日当たりの良い南向きの壁や屋根に効果的で、エアコンの使用頻度が高い夏場の電気代削減にもつながります。

都市部ではヒートアイランド現象の対策としても注目されており、環境負荷の軽減にも一役買います。

  • 遮熱塗料は太陽の熱を反射して建物の温度上昇を抑える
  • 夏の冷房費を抑える効果があり、電気代の節約にも貢献
  • ヒートアイランド対策や環境保全にも役立つ

2 断熱塗料で冬もあたたかく!熱を逃さない塗膜の力

断熱塗料は、塗膜の内部に特殊なセラミックや中空ビーズを含み、熱の移動を防ぐ構造になっています。

これにより、冬場の室内の暖気が外に逃げにくくなり、室温を一定に保つ効果が期待できます。

遮熱塗料が“熱を入れない”のに対して、断熱塗料は“熱を逃がさない”ことに特化しており、寒冷地や冬の暖房費がかさむ地域では特に重宝されます。

外壁に加えて屋根にも使用すれば、より効果的な断熱が可能です。

  • 断熱塗料は熱を遮断し、室内温度を一定に保つ
  • 冬場の暖房効率を上げ、光熱費の削減に役立つ
  • セラミックなどの素材が熱伝導を抑える構造

3 選ぶ際の注意点と塗装工事のポイント

断熱・遮熱塗料は効果的ですが、万能ではありません。

立地条件や建物の構造によっては効果が出にくいこともあり、事前の現地調査と正しい塗料選びが不可欠です。

また、塗料の性能を最大限に引き出すには、下地処理や適切な施工が重要になります。

実績のある業者に依頼し、塗料の説明や保証内容をしっかり確認することが、長持ちする外壁塗装につながります。

塗料の価格だけでなく、トータルでの省エネ効果やメンテナンス性も考慮して選びましょう。

  • 塗料の効果は立地や建物条件で異なる
  • 適切な施工と下地処理が性能発揮のカギ
  • 業者選びや保証内容の確認が成功のポイント

まとめ

外壁塗装に断熱・遮熱機能を持つ塗料を取り入れることで、見た目の刷新だけでなく、室内環境の快適さや省エネ効果も大きく向上します。

夏も冬も快適に過ごせる住まいを実現するために、塗料選びと施工の質にこだわった外壁リフォームを検討しましょう。

  • 遮熱塗料は夏の冷房効率を高め、暑さを軽減
  • 断熱塗料は冬の暖房効果を維持し、快適性アップ
  • 高機能塗料は省エネと環境対策の両立に貢献

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録

・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号

資格情報

・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター

この記事に関するテーマ