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寒さが来る前に!外壁のひび割れチェックで雨水浸入を防ぐ

最終更新日時 : 2025.10.31

寒さが来る前に!外壁のひび割れチェックで雨水浸入を防ぐ

寒さが来る前に!外壁のひび割れチェックで雨水浸入を防ぐ

気温が下がる冬の前にぜひ行いたいのが、外壁のひび割れチェックです。

わずかな隙間からでも雨水が侵入すれば、凍結によって膨張し、さらに大きな損傷を引き起こす「凍害」のリスクが高まります。

ひび割れの早期発見と補修は、雨漏りを防ぐだけでなく、建物の寿命を守るうえでも重要です。

この記事はこんな方におすすめ!
・冬に向けて外壁の状態を確認したい方
・ひび割れによる雨漏りを防ぎたい方

1 外壁のひび割れが起こる原因

外壁のひび割れは、紫外線や温度変化による塗膜の収縮、地震や強風の揺れ、経年劣化などが主な原因です。

特に寒暖差が大きい冬前は、塗膜が硬化しやすく、細かなクラックが発生しやすい時期です。

また、コーキングの劣化も見逃せません。目地のひび割れから水が浸入すると、内部の断熱材や木部が傷み、結果的に雨漏りやカビ発生を招きます。

  • 温度差による塗膜の収縮・膨張
  • 経年劣化や振動によるクラック発生
  • コーキングのひび割れからの雨水侵入

2 冬前に実施すべき外壁チェックポイント

外壁のひび割れは、早期発見が何よりも大切です。以下のポイントを中心にチェックしてみましょう。

  • 外壁表面に細いひび(ヘアークラック)がないか
  • 窓枠まわり・サッシ付近に隙間がないか
  • コーキング部分が剥がれていないか
  • 外壁の浮きや塗膜の剥がれがないか
  • 雨樋付近のシミや変色がないか

これらのチェックで小さなトラブルを早めに見つけることで、冬の凍結や雨漏り被害を未然に防ぐことができます。

3 ひび割れを発見したら早めの補修を

ヘアークラック程度でも放置すると、冬の冷気や雨水が侵入し、時間とともにひびが広がる恐れがあります。

塗装による防水層の再生や、コーキングの打ち替えで早めに対応することが大切です。

特に断熱・遮熱機能を持つ塗料を選べば、外壁を保護しながら冬の省エネにもつながります。補修と塗装をセットで行うことで、見た目も性能も一新できます。

  • ひび割れは放置せず早期補修
  • コーキング打ち替えで防水性アップ
  • 断熱塗料で冬の冷気も軽減

まとめ

冬の前に外壁のひび割れをチェックすることは、雨漏りや凍害を防ぐための最善策です。

小さなひびでも早めに補修することで、大規模修繕を防ぎ、住まいの寿命を延ばすことができます。

  • ひび割れは寒さで拡大する前に補修
  • 外壁点検で雨水侵入を防止
  • 早めの塗装で長期的な安心を確保

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
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