
今回は外壁塗装の施工例をご覧いただきます。
基本データは次のとおりです。
対応エリア | 鹿嶋・神栖エリア | 塗料タイプ | 無機塗料 |
工事内容 | 外壁・屋根 | 塗装歴 | 1回目 |
築年数 | 15年 | 延床面積 | 約44坪 |
外壁種類 | モルタル スタッコ仕上げ | 屋根種類 | スレート |
工事期間 | 約25日 | 価格帯 | 約200万円 |
外壁色 | 外壁:N-90(ホワイト) | 屋根色 | ボローニャグリーン |
今回使用した塗料の特徴は次のとおりです。
使用塗料:無機塗料
無機塗料の特徴
特徴1:紫外線に強く、長期間美しい外観を維持する「高耐候性」
無機系塗料の最大の特長の一つが、紫外線や雨風などの自然環境による劣化に強い「高耐候性」です 。日本ペイントの無機系塗料は、フッ素樹脂塗料を上回る耐候性を持つとされており 、「グランセラシリーズ」では、紫外線に強いセラミックハイブリッド無機系樹脂を採用し、さらにラジカル制御技術によって塗膜の劣化因子を抑制することで、色の変化や触ると手に白い粉が付くチョーキング現象(白亜化現象)が起こりにくくなっています 。無機成分は紫外線によって分解されない性質を持つため、塗膜の劣化を防ぎ、長期間にわたり美しい外観を維持することが可能です 。その期待耐用年数は20-25年とも言われています。
特徴2:雨水で汚れを洗い流す「低汚染性」
外壁の美観を損なう汚れの付着を防ぐ「低汚染性」も、無機系塗料の重要なメリットです 。日本ペイントの「グランセラシリーズ」では、建物外観に付着した汚れを雨水で洗い流す「親水性機能」があり、汚れが付きにくく、藻やかびの発生も強力に防ぎます 。ハイブリッド無機系塗料では、無機成分が超低汚染性を発現します 。
特徴3:万が一の火災から建物を守る「防火性」
無機物は燃えにくい性質を持つため、無機系塗料は有機樹脂を主体とする塗料に比べて「防火性」に優れています。日本ペイントの「パーフェクトセラミックトップG」なども難燃性を有しており 、万が一の火災発生時にも、建物の延焼を遅らせる効果が期待できます。ただし、無機系塗料にも有機樹脂などの無機物以外の成分が配合されているため、完全に燃えないわけではない点には注意が必要です。
特徴4:メンテナンスの手間とコストを削減する「メンテナンス性」
無機系塗料の耐用年数は一般的に20~25年と長く、これは他の塗料と比較しても最長クラスです 。この長寿命により、塗り替えの頻度を大幅に減らすことができ、長期的に見てメンテナンスの手間とコストを削減することが可能です 。また、低汚染性により汚れが付きにくく、セルフクリーニング効果も期待できるため、日常的な清掃の負担も軽減されます 。例えば、50年のスパンで考えると、ウレタン塗料では5回以上の塗り替えが必要になるのに対し、無機系塗料であれば2~3回の塗り替えで済む可能性があります 。
最近では新築後初めての外壁塗装に長寿命の無機塗料を選ぶ方が増えています。
特徴5:住まいの個性を引き立てる「意匠性」
無機系塗料は、機能性だけでなく、住まいの外観を美しく保つための「意匠性」にも優れています 。日本ペイントの「パーフェクトセラミックトップG」や「グランセラシリーズ」は美しいつやが特長であり 、「クリスタルアートセラミック」は高いデザイン性を持つ高意匠塗材です 。様々なカラーバリエーションも用意されており、住まいの個性を引き立てる多様な外観を演出することができます 。また、無機系塗料は塗膜が劣化しにくいため、塗装直後の色合いを長期間にわたって保つことができます 。ただし、無機系塗料は一般的にツヤのある仕上がりが標準であり、完全にツヤを消すのは難しい場合がある点には留意が必要です 。
今回のビフォーアフターです






外壁塗装はいつやるの?
新築後10-15年内には必要になります
新築時に使用した外壁材が10-15年位には表面の塗膜が限界を迎えます。ぱっと見た感じは特に大きな変化はなさそうですが、確実に塗膜の劣化は進んでいます。
触ると指が白くなる【チョーキング】も出にくいものもあります。
【チョーキング】がないからうちはまだまだ大丈夫というのはとても危険です。
【コケ】や【藻】が生えてくるのも塗り替えのサインです。
目に見えるサインが出てからでは余計な補修工事が必要になることもあります。
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