コラム

屋根の塗り替えは梅雨前に行うのがいい?

最終更新日時 : 2021.12.22

屋根の塗り替えは梅雨前に行うのがいい?

屋根の塗り替えは梅雨前に行うのがいい?

外壁や屋根の塗り替えは定期的に行うことが推奨されていますが、タイミングが掴めずに後回しにしてしまっている方も多いのではないでしょうか。メンテナンスを行わず放置を続けていると、劣化の度合いが深刻になって家自体の劣化につながることも。

 

梅雨になると雨が続いてしまうので、梅雨に入る前に屋根の塗り替えを行ってみてはいかがでしょうか?

 

◼ 屋根の塗り替え

屋根のリフォームには、塗り替えとカバー工法、張り替えといった種類がありますが、塗り替えはその中でも一番手軽なリフォーム方法。下地や屋根の内部がそこまで傷んでいない場合に有効な方法です。

 

家の保護や美観の維持、機能性の維持を目的として、定期的に塗装を行うのがおすすめ。塗装が必要ない屋根材である場合、外壁塗装と同じタイミングで屋根の点検を行うようにすると安心です。

 

手間や費用がかかるためつい後回しにしてしまいがちですが、放置すると塗装だけではなく大規模なリフォームが必要になってしまう可能性もあります。

 

◼ 屋根の塗り替えの時期

屋根は高いところに上らなければ見えにくい場所なので、なかなか劣化に気付きにくいものです。そのため目安となる塗装時期を知った上で、定期的に業者に点検を依頼するようにしましょう。

 

・屋根材による違い

屋根材にはさまざまな種類がありますが、日本瓦は60年、セメント瓦は20年、スレート屋根は20~25年、ガルバリウム鋼板は25~30年、アスファルトシングルは20~30年が耐用年数となっています。

 

外壁も外の影響を大きく受ける箇所ではありますが、屋根は雨風の影響を更に受けやすい箇所になっているため、劣化の症状が見られた場合には耐用年数を待たずに早めにメンテナンスを行うようにしましょう。

 

・塗料の耐用年数

屋根塗装に使われる塗料には耐用年数があります。塗装時期は、前回塗装した時期からの年数を目安にすることができます。

 

シリコン塗料は8~10年、ラジカル塗料は12~15年、遮熱塗料は12~15年、フッ素塗料は15~18年、無機塗料は18~20年が一般的な耐用年数。環境や状態によって耐用年数は少し変わってきますが、塗装時期の目安として考えてみてください。

 

・劣化の症状

屋根も外壁と同じように色褪せや変色が起こることがありますが、見えない部分も多いため初期段階で気付きにくいかもしれません。初期症状としては色褪せや退色、コケやカビの発生など。反りやひび割れといった症状に気付いた場合はできるだけ早めに対応したいものです。

 

瓦が落ちてきたり屋根材が剥がれてきたり、雨漏りがしているような場合はすぐに点検・修理を依頼するようにしましょう。実際に雨漏りがしてからでは遅い場合もあるため、耐用年数を参考にしながら定期的に点検してもらうのがおすすめです。

 

◼ 塗り替えの時期を逃すとどうなる?

屋根の塗り替えの時期を逃してしまい放置が続いてしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。塗り替えだけではなく大規模なリフォームをしなければならないような状況になる前に早めに対策したいものです。

 

・カビ

カビは湿気がこもると起こりやすい現象ですが、屋根の汚れを放置することで内部に雨水が入り込むとカビが発生してしまいます。屋根裏まで繁殖してしまうと、カビによって体に悪い影響を及ぼす可能性も。

 

・雨漏り

屋根の塗り替えを行わず放置していると、雨漏りの原因になってしまいます。砂ぼこりによってスレート屋根の隙間が埋められてしまったり、潮風によって金属屋根がサビて穴が空いてしまったり、といったことが起こると屋根の内部に雨水が侵入して雨漏りが起こり得ます。

 

屋根材の下には防水性の高い素材が使われているため、すぐに雨漏りが起こるというわけではありませんが、放置するのではなく定期的に除去したりメンテナンスしたりするようにしましょう。

 

・屋根内部の腐蝕

木造の家では、屋根を構成する構造部分も木材でできています。屋根から雨水が侵入して木材が濡れたままになると、菌が繁殖して屋根内部まで腐蝕してしまいます。

 

屋根の耐久性が下がるだけではなく、最悪の場合倒壊の可能性もあるため危険です。

 

◼  屋根の塗り替えは梅雨前がいい?

外での作業が続く屋根の塗り替えでは、雨の多い梅雨の時期は避けた方が良いような気がしますよね。実際に屋根の塗り替えは梅雨前が良いのでしょうか。

 

・雨漏りを防ぐ

屋根の塗り替えには家を保護する意味合いがありますが、中でも防水機能は大きな目的の一つ。梅雨の時期は雨がたくさん降るため、劣化した屋根のままだと雨漏りが起こってしまう可能性がありますよね。

 

梅雨前に屋根の塗り替えを行うことで、雨漏りを未然に防ぐことができます。

 

・品質の維持

屋根の塗り替えの耐久性は、塗料のグレードや職人の技術などによって多少変わってきますが、施工時期によっても変わることがあります。

 

気象条件が悪い中で屋根の塗り替えを行うと、施工不良になって剥がれなどの劣化を引き起こす可能性があるためです。

 

・工期が短くなる

塗り替えを予定していた期間に雨が降ってしまうと、工事はストップしてしまいます。雨で塗料が流れてしまうということはありませんが、雨が続く状況では工事を続けることはできません。

 

計画通りに工事が進まないとお客様の予定が狂ってしまうだけではなく、工期が延びた分費用が高くなってしまっては困りますよね。春は天候が安定しているため、屋根の塗り替えにかかる工期が短くなることも梅雨前に塗装を行うことがおすすめな理由の一つ。

 

◼ 外壁診断・雨漏り診断をしてみよう

屋根の診断をしてもらいたいけど、タイミングや予算など悩むポイントはたくさんありますよね。塗装屋ぬりべえでは、家族が過ごす家を守ってくれている屋根や外壁に関して最適な提案をするために、完全無料で外壁・屋根。雨漏りの診断を実施しています。

 

塗装を行う前には実際に家にお伺いし、現地調査を行います。細部まで撮影した画像やビデオを診断に使用し、調査報告書をお渡しします。予算に応じたいくつかのパターンを用意しますので、ご家族で相談して納得のいくプランを検討いただけます。

 

梅雨前に屋根の塗り替え・外壁の塗り替えをご検討の方は、まずは診断から始めてみてはいかがでしょうか?塗装屋ぬりべえが責任を持って点検し、お客様に最適なプランをご提案いたします。

屋根や外壁の診断はこちら

 

◼ まとめ

家を建ててから年数が経つと、屋根が傷んできているのではないかと気になる人も多いことでしょう。家を守ってくれている屋根は雨水や紫外線によるダメージを受けやすいため、劣化が進みやすい箇所の一つです。

 

劣化が進むと屋根がひび割れたり雨漏りしたりすることもありますが、屋根だけではなく家内部の腐蝕につながってしまうことも。劣化の症状が見られたら、自分で判断するのも良いですが早めに業者に相談することをおすすめします。

 

塗装屋ぬりべえは千葉県と茨城県で屋根や外壁の塗り替え、メンテナンスを行っている会社です。屋根の塗り替え時期に迷っている方、梅雨前に塗り替えた方が良いのでは?と思っている方はぜひお気軽にご相談ください。

 

地域最大級のショールームにはカラーサンプルやカラーシミュレーションも用意しております。駐車場やキッズスペースも完備しているためご家族でお越しいただけますが、電話やメールでのお問い合わせも可能です。

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録

・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号

資格情報

・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター

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