雨漏りと聞くと、屋根からの雨漏りを思い浮かべる方は多いでしょう。
しかし、雨漏りは天井からだけ起こるとは限りません。この記事では、雨漏りと外壁塗装の関係についてお伝えします。
・外壁塗装を行なうと雨漏り対策になるの?
・天井以外からの雨漏り対策を知りたい
1 外壁からも雨漏りする?!
外壁からも雨漏りする可能性があります。
外壁から雨漏りが起こる場合、外壁にヒビが入っているまたは外壁材のつなぎ目部分が劣化しているという2つが原因として考えられます。
・外壁にビビが入っている
外壁のヒビは、窓やドアなどの部分で起こりやすいです。
窓枠と外壁の隙間やドアの接合部分などは、ヒビ割れが起こりやすいので普段からこまめに確認しておくようにしましょう。
外壁がヒビ割れてしまった場合、まずは応急処置として自宅でできることをしておきましょう。
ホームセンターに行けばシーリング剤が入手できるので、これを使い隙間を埋めます。
そしてできるだけ早めに外壁塗装を行いましょう。ヒビ割れが進行しないようにしてください。
・外壁材のつなぎ目の劣化
外壁材のつなぎ目は、目地剤でシーリングされていますが、この部分が劣化してしまうと、雨漏りしやすくなります。
直射日光や雨や風などで少しずつ劣化していくため、目地部分もこまめにみておきましょう。
もし劣化している場合は、外壁塗装を依頼してください。劣化状況が激しい場合は、大きな工事が必要となる場合もあります。
- 外壁から雨漏りが起こる場合、外壁のヒビ、外壁材のつなぎ目部分の劣化が原因になる
- 応急処置はDIYレベルで行なうことができるが、進行してしまうと大きな工事が必要となる場合があるので早い段階で外壁塗装業者へ相談しよう
2 雨漏りを防ぐための外壁塗装の重要性
雨漏りを未然に防ぐためには、外壁塗装を定期的に行うことが大事です。
外壁塗装の表面が劣化してしまうと、壁にダメージが起こりやすくなり、雨水が入りやすくなってしまうのです。
家の内部に雨水を入れないために外壁塗装はしっかりしておかなければいけません。
雨水が入ってしまうと、建物の強度にもかかわってきますので、外壁塗装は10年から20年の間に1回は行わなければならないと考えておきましょう。
外壁塗装では、様々な塗料が使われていますが、塗料の種類で耐用年数は変ります。
安い塗料は耐用年数が安いため、できるだけ耐用年数が長くなる塗料を選んでおくのが良いでしょう。
耐用年数が長めの塗料にすることで、劣化スピードも遅くすることができます。
また、塗料を選ぶ際は、その土地の気候や立地条件も考えたうえで決める必要がありますので、外壁塗装業者とよく相談して決めましょう。
雨漏り防止用の塗料や、防水塗料を選ぶこともできますので、そのような機能性塗料も検討してみると良いでしょう。