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屋根の傷みは早めに発見!冬の雨漏りを防ぐ点検方法

最終更新日時 : 2025.11.10

屋根の傷みは早めに発見!冬の雨漏りを防ぐ点検方法

屋根の傷みは早めに発見!冬の雨漏りを防ぐ点検方法

冬の到来とともに、屋根のコンディションが住まいの快適さを大きく左右します。

特に、寒さや雪、冷たい雨にさらされる季節は、屋根の劣化が一気に進行することもあります。

目に見えない小さな傷みが、気づかぬうちに雨漏りや断熱性能の低下を招くことがあります。

そこで今回は、冬の雨漏りを防ぐために知っておきたい屋根の点検方法と、そのチェックポイントをご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ!
・冬に雨漏りや湿気が気になる方
・外壁の防水塗装を検討している方

1 冬前に屋根の傷みをチェック!劣化サインを見逃さない

屋根材は、夏の強い紫外線や秋の台風など、年間を通して多くのダメージを受けています。

そのまま冬を迎えると、寒暖差によって膨張と収縮を繰り返し、ひび割れや反りが起きやすくなります。

特にスレート屋根や金属屋根では、塗膜の劣化が進むと防水性が失われ、雨水が内部に侵入しやすくなるのが特徴です。

点検の際は、「色あせ」「コケ・カビの発生」「金属部のサビ」「棟板金の浮き」などをチェックしましょう。

屋根に直接上るのは危険ですので、望遠鏡やドローンを利用するか、専門業者に依頼するのがおすすめです。

  • 屋根の劣化は寒暖差で一気に進行する
  • 塗膜の剥がれやサビは雨漏りの前兆
  • 自己点検よりも専門家の目視が安全で確実

2 冬の雨漏りを防ぐ!見逃せないポイントと補修タイミング

屋根からの雨漏りは、表面から見えない場所で進行することが多く、気づいた時には天井や壁紙にシミが広がっているケースも少なくありません。

特に冬は、雪解けや結露による水分が内部に溜まりやすく、木材の腐食や断熱材の性能低下を引き起こします。

もし「天井にシミ」「クロスの膨らみ」「カビ臭」があれば、内部に水が入り込んでいる可能性が高いサインです。

小さなひび割れや釘浮きも放置せず、早めのシーリング補修や塗り替えを行いましょう。

タイミングとしては、外気温が安定している秋〜初冬が最適です。

  • 冬の雨漏りは雪解けや結露が原因になることも
  • シミやカビ臭は内部浸水のサイン
  • 軽微な傷でも放置せず早めに補修を

3 定期メンテナンスで寿命を延ばす!プロの点検を活用

屋根の寿命は一般的に20〜30年とされていますが、定期的なメンテナンスを行うことで寿命を大きく延ばすことが可能です。

特に塗装リフォームは、防水性・断熱性を回復させるだけでなく、屋根材自体の劣化を防ぐ効果もあります。

また、プロによる点検では、目視ではわからない下地の腐食や棟板金の浮きなども発見できます。

最近ではドローン点検や赤外線カメラによる非破壊検査も普及しており、費用を抑えながら精密な診断が可能です。

数年に一度の点検を習慣化することで、雨漏りのリスクを大幅に軽減できます。

  • 屋根塗装で防水・断熱機能を回復
  • ドローンや赤外線カメラで安全・精密な診断
  • 数年ごとの点検でトラブルを未然に防ぐ

まとめ

冬は、屋根のコンディションが住まいの快適さを左右する重要な季節です。

小さな劣化を見逃すと、寒さや湿気の侵入だけでなく、修繕費の増加にもつながります。

早めの点検と適切なメンテナンスで、雨漏りのない安心できる冬を迎えましょう。

専門業者による診断を活用し、屋根の状態を定期的にチェックすることが、長く快適に暮らすための第一歩です。

  • 屋根の傷みは冬前に点検で早期発見
  • 軽微な劣化も放置せず早めに補修
  • 定期点検と専門診断で雨漏りリスクを軽減

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
リフォームを中心とした住宅業界
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・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター

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