冬の電気代高騰が続く中、住まいの省エネ対策として「外壁塗装」と「窓リフォーム」のセットが注目されています。
壁と窓の両面から断熱性能を高めることで、家全体の保温力が劇的に向上するからです。
今回は、なぜセットで行うのが最も節約に効果的なのか、その理由を詳しく解説します。
この記事はこんな方におすすめ!
・冬の暖房代を少しでも抑えたい方
・外壁塗装と同時に他のリフォームも検討している方
目次
1 熱はどこから逃げる?壁と窓の「弱点」を同時に塞ぐ
冬場、暖房で温めた空気の熱のうち、約50%以上が「窓」から、約15〜20%が「外壁」から逃げていくと言われています。
窓だけを二重サッシにしても、壁自体の断熱性能が低いと壁面温度が下がって冷気を感じますし、その逆も然りです。
外壁塗装で断熱塗料を採用して「壁の熱移動」を抑え、窓リフォームで「開口部の逃げ」をブロックする。
この二方向からのアプローチにより、家全体の気密性と断熱性が最大化され、一度温まった空気を長時間キープできる「魔法瓶住宅」へと生まれ変わります。
- 窓は最大の熱の流出源であり、外壁は面積が広いため全体の保温力を左右する。
- 壁と窓を同時に強化することで、暖房が切れた後の室温低下を大幅に緩やかにできる。
- 部分的な対策よりも、家全体の「外皮性能」をまとめて上げる方が省エネ効率が高い。
2 足場代が1回分で済む!リフォーム費用の大幅な節約
外壁塗装と窓リフォーム(特に外窓の交換やシャッター設置)を別々に行うと、その都度「足場代」が発生します。
一般的な住宅の足場費用は15〜25万円ほどかかるため、セットで行うことでこの高額な経費を1回分浮かせることができます。
また、窓まわりのシーリング(防水処理)は、外壁塗装の工程で行うのが最も効率的で確実です。
塗装業者が窓の隙間を埋め、サッシ業者が断熱性を高める。この連携によって、将来的な雨漏りリスクを抑えつつ、コストパフォーマンス最高の断熱リフォームが実現します。
- 2回の工事を1回にまとめることで、15〜25万円の足場費用を丸ごとカットできる。
- 窓まわりの防水・気密処理を塗装工事と連動させることで、施工品質が向上する。
- 打ち合わせや近隣への挨拶、工事車両の出入りも1期で済み、精神的負担も減る。
3 体感温度が劇的に変わる!「放射冷却」を抑える相乗効果
人が「寒い」と感じる原因の一つに、壁や窓の表面温度が低いことによる「輻射(ふくしゃ)冷却」があります。
室温が20度あっても、窓や壁が10度しかなければ、体感温度は15度程度まで下がってしまいます。
断熱塗装は壁の表面温度を室温に近づける効果があり、内窓(二重サッシ)は窓辺のヒンヤリ感を解消します。
この2つが組み合わさることで、足元の冷え込みが解消され、設定温度を低くしても「ポカポカ」と感じる環境が整います。これが結果として、無理な我慢をしない暖房代の節約に直結するのです。
- 壁と窓の表面温度が上がることで、空気だけでなく「体感」としての暖かさが向上する。
- 設定温度を1度下げるだけで暖房費は約10%削減でき、投資回収のスピードが早まる。
- 冬の結露を抑制する効果もダブルで高まり、窓枠や壁紙のカビ被害を防止できる。
4 補助金やローンをフル活用!賢い資金計画の立て方
現在、国や自治体では「省エネリフォーム」に対して手厚い補助金制度を設けています。
例えば「先進的窓リノベ事業」などの窓に特化した補助金と、地方自治体の「外壁断熱塗装」に対する助成金を組み合わせることができるケースがあります。
また、リフォームローンを利用する場合も、複数の工事を1本にまとめることで金利や事務手数料を抑えることが可能です。
2025年以降も省エネ基準は厳格化される傾向にあるため、今のうちにまとめて対策をしておくことが、将来的な資産価値の維持と家計の防衛につながります。
- 窓と外壁の省エネリフォームを合わせることで、補助金の採択率や金額が上がる場合がある。
- 住宅ローン控除の対象になるリフォームであれば、税制面での優遇も期待できる。
- まずはセットでどれだけの節約効果と補助金が見込めるか、プロにシミュレーションを依頼する。
まとめ
暖房代の節約を本気で考えるなら、外壁塗装と窓リフォームの同時施工は最も理にかなった選択です。
「足場代の節約」「断熱効率の最大化」「補助金の活用」という3つの大きなメリットを享受できます。
厳しい冬の寒さを乗り越え、家計に優しい住まいを作るために、まずは窓と壁の両面から総合的な診断を受けてみることをおすすめします。