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外壁塗装の塗料ごとの耐用年数はどれくらい?

最終更新日時 : 2023.01.24

外壁塗装の塗料ごとの耐用年数はどれくらい?

外壁塗装の塗料ごとの耐用年数はどれくらい?

外壁塗装の塗装部分の耐用年数は平均して10年と言われています。

しかし、使用している塗料によって耐用年数が異なるため、外壁塗装を依頼する際は、どのような塗料が使われているのかということも把握しておく必要があるでしょう。

この記事では、外壁塗装の塗料の種類と各塗料の耐用年数についてまとめておきます。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・外壁塗装はいつ塗り替えればいいの?
・どんな塗料が長持ちするの?

 

外壁塗装の塗料の種類

まずは、外壁塗装の塗料の種類をまとめておきます。

塗料の種類 特徴
アクリル系 耐用年数が短いが価格は安い

耐久性が低い

近年、使用頻度は低い傾向にあり

ウレタン系 耐久性とコスパのバランスが取れている

シリコン塗料よりは人気が低い

シリコン系 耐久性が高い

屋根や外壁の塗り替えで多く利用される

性能面も優れている

ラジカル系 耐久性が高い

比較的新しい塗料

フッ素系 耐久性が極めて高い

大きなビルなどで使われるため一般家庭での使用頻度はほぼない

値段が高い

ピュアアクリル系 耐久性が極めて高い

防水性もある

値段が高い

遮熱系 耐久性が極めて高い

熱を反射する性質があり室内の温度を上昇させにくくする効果も

省エネ、環境問題に配慮された塗料

無機系 耐久性が極めて高い

このように外壁塗装の塗料にはとても多くの種類があることが分かります。

ただし、住宅で使われることが多いのは、費用面と耐久性の両面からシリコン系やラジカル系が多くなっています。

それぞれの塗料の耐用年数はどれくらい?

では、先ほどご紹介した塗料の耐用年数についてもみておきましょう。

・アクリル系 4年から7年

・ウレタン系 6年から10年

・シリコン系 8年から15年

・ラジカル系 8年から15年

・光触媒系 10年から15年

・ピュアアクリル系 12年から15年

・フッ素系 15年から20年

・遮熱系  15年から20年

・無機系  15年から20年

 

ただしこの耐用年数は、各塗料メーカーで試験を行って出されたものなので、あくまでも目安となります。

そのため、やはり10年くらいで点検をしてから塗り直しが必要であれば行うというようにするのが安心です。

特に外壁塗装にかかる費用をおさえるためには、こまめに修繕しておくほうが大きな額がかからずに済み良いでしょう。

まとめ

外壁塗装の塗料を選ぶ際は、耐用年数が短い安いものを選んで何度も塗り直しするのか、耐用年数が長く高い塗料を使って塗り直しの回数を減らすのか、どちらかの選択をすることになります。

塗装の工事では、塗料以外の費用もかかってきますので、やはり塗装回数を減らす方向で考える方がトータルでかかる費用はおさえられると言えるでしょう。

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
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