ご無沙汰しております。
実は2026年2月より成田ショールーム店へ異動となりました。
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。
新天地での業務に邁進させて頂いており感謝しております。
土地勘が無いので移動は常にナビ頼りです。
ということで、今回は時事ネタを。
【ホルムズ海峡の封鎖・・・、私たちの生活にどんな影響が出ると思いますか?】
物価高と言われているこの頃、ニュースなどでさらによく聞きますね。身近なものではガソリン代の高騰。今は補助金のおかげで落ち着きましたけど・・・。
その他「石油製品全般が上がる」といった事を思い浮かべるはずです。でも実は、それだけではありません。ちょっと意外かもしれませんが、“塗料”にもじわじわと影響が出ているので今回お伝えしたいのが塗料についてです。
「え、塗料?」と思いますよね。でもこれ、ちゃんと理由があります。
皆さんもご存じの通り、ホルムズ海峡というのは、中東と世界をつなぐ超重要な海の通り道です。世界の原油の約2割がここを通って運ばれていると言われていて、ここが止まると原油の供給が一気に不安定になります。そうなると当然、原油価格は上がり、いろんなモノの値段に影響が広がっていきます。
そこで今回お伝えしたいのが塗料についてです。
実は塗料って、「ただの色のついた液体」ではありません。中身を分解してみると、樹脂や溶剤、添加剤といったいくつもの化学材料でできています。そしてその多くが、石油から作られているんです。
たとえば、塗膜を作る樹脂(アクリルやウレタンなど)、サラサラにして塗りやすくする溶剤、性能を調整するための添加剤。これらはすべて、原油から作られるナフサという原料を出発点にしています。つまりざっくり言うと、塗料は“石油製品のかたまり”みたいなものなんです。
となると、ホルムズ海峡が封鎖されて原油が入りにくくなるとどうなるか。まず原料の値段が上がります。ナフサが高くなれば、塗料メーカーのコストも一気に上昇。結果として、塗料の価格も上がっていきます。
ここまでは「値上げで済む話」に見えるかもしれませんが、問題はそれだけではありません。
もっと厄介なのが、「そもそも手に入らない」という状況です。原料が不足すると、メーカーは作りたくても作れない。そうなると出荷量が減り、塗装業者や工事現場に塗料が届かなくなります。
例えば、住宅の外壁塗装が予定通りできないとか、新築工事が遅れるとか、自動車の生産ラインに影響が出るとか。塗料っていろんなところで使われているので、影響の範囲がかなり広いんです。
実はこうした話、完全な“もしも”ではありません。これまでも原油価格の高騰や国際情勢の変化で、原材料が不足したり値上がりしたりすることは何度もありました。最近でもコロナ禍や国際紛争の影響で、物流が滞ってモノが届かない、なんてことが現実に起きています。
ホルムズ海峡の封鎖は、それをもっと大きくしたようなイメージです。
もちろん業界も何もしていないわけではありません。水性塗料のように石油依存を減らす技術が広がってきたり、植物由来の原料を使う研究が進んだりしています。また、仕入れ先を分散したり在庫の持ち方を見直したりと、リスクを減らす工夫も行われています。
とはいえ、現状では完全に石油から離れるのは難しいのが実情です。
普段あまり意識しないかもしれませんが、私たちの身の回りにある「色」は、実は世界のエネルギー事情としっかりつながっています。ホルムズ海峡という遠い場所の出来事が、家の外壁や車の塗装にまで影響するかもしれない――そう考えると、ちょっと見え方が変わってきませんか?
こうしたつながりを知っておくと、ニュースの見方も少し面白くなるはずです。
塗料の値上げは、単に「材料費が上がる」という話で終わりません。実際には、外壁塗装やリフォーム工事などの総額にもじわじわ影響してきます。
塗料は工事費の中でも重要なコスト要素のひとつです。そのため、原料価格の上昇によって塗料が値上がりすれば、最終的に工事費全体も引き上げられる可能性が高くなります。さらに、原料不足による供給制限が起きれば、価格だけでなく工期にも影響が出るかもしれません。
こうした状況を踏まえると、「いつかやろう」と考えている塗装工事やリフォームは、早めに検討・決断しておくことが結果的にコストを抑えることにつながるケースもあります。
もちろん焦る必要はありませんが、国際情勢によって価格が大きく変動する可能性がある以上、“タイミングも含めて判断する”ことがこれまで以上に重要になってきていると言えるでしょう。
ただし、こうしたニュースをきっかけに「これから塗料が高くなるので今のうちに工事した方がいいですよ」といった提案を受けることもあるかもしれません。
たしかに、原料価格の影響で今後値上がりする可能性はあります。ただ、それだけを理由に急いで契約を決めてしまうのは少し注意が必要です。塗装工事は決して安い買い物ではなく、塗料の種類や施工内容、耐久性などによって仕上がりや満足度も大きく変わってきます。
「今すぐ決めた方が得ですよ」と言われると気持ちが焦りがちですが、一度落ち着いて複数の見積もりを比較したり、内容をしっかり確認したりすることが大切です。
情報として知っておくことは大事ですが、不安に流されず、自分が納得できるタイミングで判断することが、結果的に後悔しない選択につながるはずです。
長々とすみません。最後にこれだけは言わせてください!
不安なまま契約するのではなく、“正しい知識”と“納得”をもって進めてほしい――これが、私たちアドバイザーの願いです。 お電話・お問合せ・ご来店、お気軽にお声掛けください!
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