外壁のひび割れ|放っておくと危険?DIYで補修する方法も解説

「外壁にひび割れを見つけたけれど、自分で補修すべきか業者に依頼すべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。

こちらのコラムでは、以下の内容を中心に「ひび割れの補修方法」について解説していきたいと思います。

 

・外壁のひび割れについての基礎知識

・自分でひび割れの症状を見分ける方法

・DIYで補修する方法・注意点

・業者に補修依頼をする際にかかる費用

 

 

■ ひび割れの種類

外壁にできるひび割れや亀裂のことを、建築の専門用語で「クラック」と呼びます。

「クラック」には、ひび割れ・亀裂ができる箇所や原因によってさまざまな種類があります。

知っておきたい代表的な「クラック」3つについて、解説します。

 

① ヘアクラック

ヘアクラックは、塗膜にできる髪の毛ほどの細いひび割れのことを言います。

塗膜とは、外壁の表面にできる塗料のかたまりのことです。

ヘアクラックの幅は0.2~0.3mmと微細で、深さはなく外壁の表面上にのみひびができている状況です。

原因は、塗膜が太陽の日差しを受け続けることによって起こる「膨張と収縮」に耐えられなくなると、ひび割れが生じます。

経年劣化により生じてしまうのは仕方ありませんが、建物自体に影響を与えるものではないので、見た目が気にならない限りは補修の必要はありません。

↑塗料が乾く過程でできる、表面にでこぼことした塗料のかたまりが「塗膜」です。

 

② 構造クラック

構造クラックは、建物内部の構造の欠陥、経年劣化や地震による歪みが原因で生じるクラックです。

目に見えないほど細いヘアクラックとは異なり、構造クラックは、幅0.3mm以上、深さ4mm以上が大きさの目安となります。

構造クラックは内部から生じるものであるため、そのまま放っておくと建物自体に深刻な影響を与える恐れがあります。

そのため、DIYなど自分で直せるものではなく、専門業者にきちんと診てもらう必要があります。

 

③ 開口クラック

開口クラックは、窓枠やドア枠の周りにできるひび割れ・亀裂のことを言います。

建物にある空洞に窓枠・ドア枠をはめている構造上、必然的に開口クラックが起こりやすい箇所になります。

他の外壁より衝撃が伝わりやすい箇所であり、とくに窓・ドアの「四隅の角」にひび割れ・亀裂が見られることが多いです。

 

 

■ ひび割れを放っておく危険性

「ちょっとしたひび割れだから気にならないし、ひとまずそのままにしておこう」と思ってしまいそうになりますが、実はひび割れを放っておくと、生活や建物に悪影響を及ぼす危険性があります。

ひび割れによって起こるトラブルの中で、代表的なものを3つご紹介します。

 

① 雨漏り、カビが発生する

生活に支障をきたすトラブルとして、雨漏りとカビの発生があります。

屋根にあるひび割れを放っておくと、その隙間から建物内部に雨水が侵入したり、ひび割れから湿気が内部に入ることによりカビが発生する危険があります。

雨漏りの修理を業者に依頼した場合は、5〜10万円ほどかかってしまいます。またカビが発生することで、アレルギー性鼻炎や発疹、かゆみを発症したりなど、体に悪影響となる環境を作ってしまうことにつながります。

 

② 建物の劣化が早まる

「構造クラック」や深刻な「開口クラック」を補修せずに放っておくと、建物内のゆがみや傷みが進行していき、建物の劣化が早まる恐れがあります。

築年数に対して劣化が早く進んでいってしまうため、その分、リフォームや修繕工事が必要になるタイミングも早く訪れることになる可能性もあります。

 

③ 建物の見栄えが悪くなる

大きなひび割れや小さくても数多くのひび割れが外壁に生じると、やはり外観の見た目に影響します。

生じたばかりのひび割れの溝には、汚れや色の付着がないためそこまで目立ちませんが、時間が経つにつれて、汚れが溜まったり黒く変色してきます。

そうなると遠くから見てもひび割れが分かりやすく目立ってしまうため、特に白やベージュなどの明るい外壁の家だと、見栄えが悪くなってしまいます。

 

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■ 補修が必要なひび割れを判断する方法

「ひび割れを放っておくと危険」ということは分かったけれど、「具体的に危険なひび割れ・補修が必要なひび割れをどうやって判断すべきか分からない」という方は多いのではないでしょうか。

 

・補修が必要ないひび割れ

「ヘアクラック」などの1mm以下の微細なひび割れは、基本的に補修をする必要はありません。

建物に影響しないという点で必要ないため、家の外観が気になるという方のみ補修するのが良いでしょう。

 

・補修が必要なひび割れ

補修が必要なのは、1mm以上の「構造クラック」や「開口クラック」です。

3mmを超えると、建物にかなり影響する可能性があるため、すぐに業者に診てもらうことをおすすめします。

 

・困ったら業者に診断してもらう

「自分では判断できなくて不安だ」という方は、専門の業者に外壁の状況を診断してもらうのが良いでしょう。

プロの目に診てもらうことで、補修が必要なほど深刻なのものなのかを正しく判断してもらえます。

さらに雨漏りが心配な外壁など、自分の目には届かないところまでチェックしてもらえるので安心です。

業者によっては、外壁の状況診断や見積もり作成までを無料で行ってもらえるところもあるため、まずは相談だけしてみるのもおすすめです。

 

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■ ひび割れをDIYで補修する方法

「補修が必要なひび割れをDIYで直したい」といった場合には、どのような方法があるのでしょうか。

 

・補修剤(シーリング材)で補修

もっとも一般的な方法として、補修剤でひび割れの溝を埋めることで補修する方法です。

まずはひび割れている箇所の溝の汚れを取り除いたうえで、補修剤を注入します。

その次に、溝からはみ出した補修剤をへらで平らにならし補修剤が乾燥するまで待つ、という流れで作業をします。

比較的シンプルな方法のため、ネットやホームセンターなどで補修剤が手に入れば自分で補修することが可能です。

 

・おすすめの補修剤

補修剤を調べているとさまざまな種類のものがあり、どれが良いか分からないと迷ってしまう方も多いでしょう。

おすすめは、密着性・弾力性に優れている「ウレタン」の補修剤です。市販のものでは安いと1000円以下、高くても数千円で手に入れることができます。

反対に、使用してはいけないのが「シリコンコーキング剤」です。これは、お風呂やキッチンなどの水回りに使用するものなので、塗料をはじいてしまいます。

 

・DIYする際の注意点

DIYする際の注意点は、補修箇所の周辺に補修剤が付かないようにしっかりと養生することです。

養生とは、補修箇所以外に補修剤が付着しないように「周囲をマスキングテープなどで保護すること」です。

せっかくDIYで補修したのに、かえって見た目が汚くなってしまうのは避けたいですよね。

 

 

■ ひび割れ補修を業者に依頼する場合

ひび割れなどの劣化が進んでいるお家。

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業者に依頼する場合に気になるのが、補修にかかる費用です。

目安として、一箇所につき1〜10万円ほどになります。業者や劣化の進み具合によって、費用は前後します。

DIYをする方がかなり安く済むのは事実ですが、業者に依頼すると「きれいに補修してもらえること」「屋根や建物上部も補修してもらえること」「外壁の劣化具合をプロの目で診断してもらえること」など大きなメリットもあります。

 

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■ まとめ

外壁の劣化とともに現れる「外壁のひび割れ」は、放っておくと大きなトラブルにつながりかねます。DIYで補修することもできますし、劣化がひどい場合や不安な方は業者に依頼して補修してもらう方法もあります。

 

塗装屋ぬりべえでは、千葉・茨城エリアを中心に屋根・外壁塗装、雨漏り修理を専門におこなっております。お客様のもとへお伺いをし、外壁の診断とお見積もりの作成までを完全無料でさせていただいております。

 

「外壁のひび割れが気になってきた」「雨漏りで困っている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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