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外壁塗装の色選びが家の印象を決める!外壁工事と併せて考えるべきこと

最終更新日時 : 2025.06.10

外壁塗装の色選びが家の印象を決める!外壁工事と併せて考えるべきこと

外壁塗装の色選びが家の印象を決める!外壁工事と併せて考えるべきこと

外壁塗装は、建物の保護と美観を両立させる重要なリフォーム工事ですが、特に「色選び」は家の印象を左右する大きな要素です。

周囲との調和や住まいの個性を引き出すためにも、色の選定には慎重さが求められます。

さらに、塗装だけでなく外壁工事と組み合わせることで、性能面でもより高い効果が期待できます。

本コラムでは、色選びの考え方と外壁工事を含めたトータルな視点について解説します。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・風雨で外壁がどのくらいダメージを受けるのか知りたい
・今できる対応策を知りたい

1 色で変わる住まいの第一印象

外壁の色は、家全体の第一印象を決定づける要素です。

たとえば、ホワイト系は清潔感を演出し、ベージュやグレーは落ち着きと上品さを与えます。

一方、ネイビーやチャコールグレーなどの濃色はモダンで洗練された印象を与え、明るいイエローやグリーンは個性と温かみを感じさせます。

によって、同じ形状の住宅でもまったく違った雰囲気になるのです。

また、色の持つ視覚効果にも注目すべきです。

明るい色は建物を実際より大きく見せ、逆に暗い色は引き締まった印象を与えるため、建物の形状や大きさによって使い分けると良いでしょう。

近隣住宅とのバランスや街並みとの調和も考慮しながら、後悔のない選定を目指すことが大切です。

  • 外壁の色は住まいの第一印象に直結
  • 色ごとのイメージや視覚効果を意識
  • 周囲との調和も考慮した色選びが重要

2 色選びは“経年変化”と“機能性”も視野に

色選びの際には、見た目の好みだけでなく、経年による変化も考慮することが重要です。

たとえば、白やパステルカラーは汚れが目立ちやすく、特に排気ガスや雨筋による黒ずみが出やすいため、定期的な清掃や再塗装が必要になる可能性があります。

一方で、グレーやブラウン系の中間色は汚れが目立ちにくく、長期的に美観を保ちやすい傾向にあります。

さらに、遮熱塗料や防汚性能のある塗料を組み合わせることで、見た目の美しさだけでなく住環境の快適性も向上します。

色と塗料の特性はセットで考えるべきで、単に「好きな色を塗る」だけでは長期的な満足度を得ることは難しいでしょう。

耐候性やメンテナンス性も加味した選定がポイントです。

  • 色ごとに汚れやすさ・色あせのリスクが異なる
  • 中間色は美観を長く保ちやすい
  • 塗料の機能性と色の相性も重視する

3 外壁工事と一緒に行うからこその相乗効果

外壁塗装は見た目を整える作業ですが、外壁工事と併せて行うことで、建物全体の耐久性と価値が格段に向上します。

たとえば、クラック(ひび割れ)の補修やシーリングの打ち替え、下地の補強といった工事を先に行ってから塗装を施すことで、塗料の密着性や耐用年数も飛躍的に高まります。

また、色選びは“塗装面だけ”ではなく、玄関ドア・サッシ・屋根など外観全体とのバランスを見ながら行うのが理想です。

外壁工事を通して、構造的な問題や細部の素材の劣化にも気づくことができ、単なる塗装にとどまらない包括的なリフォームが可能になります。

結果として、家の外観と性能を両立した仕上がりにつながるのです。

  • 外壁塗装は工事とのセットで効果倍増
  • 下地補修や防水工事で塗装の耐久性UP
  • 外観全体の調和と性能改善を同時に実現

まとめ

外壁塗装の色選びは、単なる好みや流行だけで決めるのではなく、建物の形状、周囲とのバランス、そして機能性までを考慮した総合的な判断が求められます。

さらに、塗装と外壁工事を一体として考えることで、見た目と耐久性の両方を向上させることができます。

後悔しないリフォームを目指すなら、色・素材・工事内容をしっかり計画し、専門家の意見も取り入れて検討を進めましょう。

  • 色選びは印象とメンテナンス性の両面から検討
  • 外壁工事とセットで長持ちする仕上がりに
  • 見た目も性能も満足のいく外装リフォームを実現

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
リフォームを中心とした住宅業界
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・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
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資格情報

・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター

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