外壁塗装で使われる塗料には、様々な機能が付加されています。
塗料は塗装した部分を色付けするだけでなく守る役割を果たしてくれますが、そのままではなく様々な機能を付け加えたものが発売されています。
では、どのような機能が付加された塗料があるのでしょうか。機能の効果や性能についてご紹介します。
・きれいで長持ちする外壁塗装を知りたい
・色褪せしにくい色を知りたい
1 外壁塗装の塗料に付加されている機能とは?
外壁塗装の際に使われる塗料には、下記のような機能が付加されているものがあります。
・遮熱機能
遮熱機能は、太陽の熱で建物内が暑くならないようにするための機能です。夏は直射日光で住まいの中まで暑くなってしまうことがありますが、この機能によって室温の上昇を防げます。
・断熱性機能
建物の断熱性を高めることができるため、冷暖房代の節約につながります。屋外から入ってくる熱気や冷気を入りにくくしてくれます。
・弾性機能
塗装して乾燥させると塗膜に伸縮性が出る機能です。これによりひび割れた部位があっても表面に亀裂が入ることが少なくなり、しっかり保護されます。
・親水性機能
外壁は風にさらされているので、汚れが付きやすいです。親水性機能は、雨や水で汚れを洗い流せるようになっている機能で、汚れの付着を防げます。
・光触媒機能
光に反応して表面を綺麗に保ってくれる機能です。抗菌作用もあり、住まいを衛生的に保てます。
・ナノコンポジット
表面に汚れがつきにくくなるようにされています。
2 外壁塗装の塗料には、ツヤありとツヤなしがある
外壁塗装の塗料は、艶があるものとないものがあります。
艶の有無は仕上がりのイメージに影響しますので、どちらの仕上がりにしたいのか事前に決めておきましょう。
艶のある塗料の場合は、外観がピカっと光ります。光沢感が出るので高級な雰囲気になるでしょう。
一方、つやなしの場合は、光る感じはありません。
落ち着いた雰囲気に仕上がります。塗装している感じも強調されないので優しい仕上がりになるでしょう。周辺の住まいの状況によっては、つやなしのほうが馴染みやすい場合もあります。
3 まとめ
機能性の高い外壁塗装の塗料にはどのような機能が付加されているのか、そしてツヤのある塗料とツヤの無い塗料では、仕上がりが変わることをお伝えしました。
外観は住まいの印象を決める部分なので、できるだけ機能性の高い塗料で、綺麗な見た目をキープしたいですね。予算に合わせてよく検討し、塗料選びをするようにしましょう。