外壁塗装を検討していると、塗料にはたくさんの種類があることが分かると思います。そんな中でもフッ素塗料という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
フッ素塗料は15〜18年という耐用年数を誇るため、人気の高い塗料の一つ。そのほかにもメリットやデメリットがあるので、それぞれ参考にしてみてください。
◼ コラムのポイント
1、トイレの種類やリフォーム方法について理解することができます
2、トイレリフォームにおける失敗例を知ることができます
3、トイレリフォームで失敗しないための手法を学べます
目次
◼ フッ素塗料とは
フッ素塗料とは、フッ素を含んだ合成樹脂を主成分とする塗料のこと。15〜18年という耐用年数を誇り、その耐久性の高さから東京スカイツリーや商業施設などでもフッ素塗料が使用されています。
最近は一般の住宅でも外壁塗装時に使用されることが増えてきています。外壁などの広い面はもう少し安価な塗料を使用し、劣化しやすい屋根やシャッターなどにフッ素塗料を使用するという方法も。
そんなフッ素塗料について、メリットとデメリット、おすすめのケースなどをご紹介していきます。
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◼ フッ素塗料のメリット
フッ素塗料にはどのようなメリットがあるのでしょうか。外壁塗装の検討中、塗料選びでお悩みの方はぜひチェックしてみてください。
・耐久性が高い
フッ素塗料のメリットとして一番にあげられるのは耐久性の高さ。耐用年数が15〜18年となっているため、塗り替えの頻度を少なくすることができます。
外壁や屋根は紫外線を直接浴びているため、できるだけ紫外線に強い塗料を選びたいと思われる方も多いかもしれません。フッ素はシリコンよりも結合力が強いことから、紫外線に強いといわれています。これを耐熱性ともいいますが、性能を維持できるという点で耐久性の高さにもつながります。
・親水性
親水性とは、水と密着する性質のこと。外壁に汚れが付着したとき、そのまま汚れが染み込むのではなく水で落ちやすいというメリットにつながります。ご家庭でのメンテナンスにおいて、水で流すだけで汚れが落ちるとお手入れのハードルが下がりますよね。
・メンテナンス費用を抑えられる
塗料にはたくさんの種類がありますが、耐久性の高い塗料を選ぶことで塗り替えの頻度を少なくすることができます。一度の出費が大きかったとしても、塗り替えの頻度が少ないと将来的なメンテナンス費用を抑えることにもつながります。
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・光沢感がある
塗料にはグレードによる種類や色だけではなく、艶の有無を選べるものもあります。艶ありの塗料で塗装した場合、シリコン塗料と比べてフッ素塗料は光沢感が落ちにくいといわれています。光沢感がある外壁は新築のような輝きになるので、艶のある質感が好きな方には大きなメリットだといえるでしょう。
◼ フッ素塗料のデメリット
フッ素塗料にはたくさんのメリットがあることが分かりましたが、デメリットもあるため把握しておくようにしましょう。
・費用がかかる
フッ素塗料は耐久性が高い一方、コストがかかってしまうのがデメリット。コストパフォーマンスが高いといわれているシリコン塗料と比べると1.5倍ほど高くなっています。
外壁塗装は一度の出費が大きくなってしまうため、予算が厳しい方も多いかもしれません。しかしフッ素塗料は一度塗装すると次の塗装までの間隔を空けることができるので、長い目で見るとコストパフォーマンスが悪いとも言い切れません。何年に一度塗装するのかを想定しておいて、計画的に積み立てておくのがおすすめです。
・追従性が低い
フッ素塗料は性質として塗膜が硬いため、追従性が低いというデメリットも。追従性が低いと、地震や近くの道路を通るトラックなどの揺れについていくことができず、ひび割れが起こってしまう可能性があります。
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・艶消しの塗装にできない
フッ素塗料では艶消しの塗装にすることができません。光沢感があることをメリットとしてご紹介しましたが、艶消しのマットな質感が好きな方にとっては艶消しの塗装にできないことはデメリットだといえます。
◼ フッ素塗料がおすすめのケースとは
フッ素塗料の特徴とメリット・デメリットをご紹介してきました。まとめると、フッ素塗料がおすすめのケースとはどういった場合なのでしょうか。
- 耐用年数の長い塗料で塗装の頻度を少なくしたい
- 初期費用がかかってもトータルコストを抑えたい
- 光沢感のある仕上がりが好き
こういった方は、フッ素塗料を選ぶのがおすすめです。塗料はグレードによる違いが大きいですが、好みや家の状態によって向き不向きがあります。塗料についての知識を身に付けて、後悔のないように塗料選びを行うようにしましょう。
→外壁塗装における「シリコン」と「フッ素」の違いとは?
◼ フッ素塗料を使用した塗装事例
フッ素塗料についての知識をたっぷりご紹介してきましたが、実際にフッ素塗料を使用した塗装事例も参考にしてみてください。
・日本家屋をフッ素塗料で塗装
外壁の張り替えから20年が経過して、色褪せや劣化の状態が気になるとのことで塗装のご依頼をいただきました。建物の面積の大きい日本家屋ですが、外壁の占める面積が少ないため、色選びを慎重に行いました。
重厚感がある中にも優しい印象を与えられるような色を選び、バランスの取れた仕上がりにすることができました。
ショールームにおける従業員の対応や色選びに関するアドバイス、仕上がりにご満足いただけました。
・濃い緑にイメージチェンジ
外壁の汚れやコケの付着が気になることで塗装を検討。耐用年数15〜18年のフッ素塗料をお選びいただき、落ち着いた濃い緑の色で仕上げました。外壁塗装前の淡い緑よりも存在感のある外観に。
・ツートンカラーの外壁塗装
汚れが目立ってきたのできれいにしたいとのこと。もともと暖色系のツートンカラーでしたが、グレー系のツートンカラーにチェンジ。ツートンカラーでは家の下半分を濃い色、上半分を淡い色にすることが多いですが、こちらは逆の配色で仕上げています。
◼ まとめ
外壁塗装にあたって、塗料選びで悩まれている方も多いかもしれません。中でも耐用年数の高いフッ素塗料にはたくさんのメリットがあることが分かりました。デメリットもありますが、家の状態や好みに合わせて塗料を選んでみてください。
塗装屋ぬりべえでは、千葉県と茨城県において外壁や屋根の塗装を行なっております。フッ素塗料をはじめとしてたくさんの種類の塗料を取り扱っております。お客様のお悩みやご要望に合わせて最適な塗料やプランをご提案いたしますので、外壁や屋根の塗装をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。