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冬の凍害から家を守る!外壁塗装による耐久性アップ術

最終更新日時 : 2025.10.22

冬の凍害から家を守る!外壁塗装による耐久性アップ術

冬の凍害から家を守る!外壁塗装による耐久性アップ術

冬の厳しい寒さや雪、霜による「凍害(とうがい)」は、外壁や屋根の寿命を縮める大きな原因です。

凍害とは、建物内部に染み込んだ水分が凍って膨張し、外壁材や塗膜を破壊してしまう現象。

見た目では小さなひびでも、内部では深刻なダメージが進行していることがあります。

外壁塗装で防水性と耐久性を高めることで、凍害を未然に防ぎ、家全体の寿命を延ばすことが可能です。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・寒冷地で外壁の傷みや凍害が心配な方
・外壁塗装で住まいの耐久性を高めたい方

1 凍害が発生しやすい環境と外壁の特徴

凍害は特に、寒冷地や気温の変化が激しい地域で発生しやすく、外壁材が水を吸収しやすい状態だと危険です。

モルタルやコンクリートは微細な隙間から水が浸入しやすく、凍結と融解を繰り返すことで表面が剥がれたり、粉状になる「スケーリング」が起こります。

塗膜が劣化していると防水機能が低下し、凍害の進行が早まるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

  • 寒冷地や温度差の大きい地域で発生しやすい
  • モルタル・コンクリート外壁は吸水しやすい
  • 塗膜劣化は凍害の進行を早める

2 外壁塗装で防水性と耐久性を強化

凍害を防ぐためには、防水性と密着性の高い塗料を使用することが重要です。

特に、シリコン塗料やフッ素塗料などは耐候性が高く、外壁を長期間保護します。

さらに、下地処理を丁寧に行い、ひび割れや浮き部分を補修してから塗装することで、塗膜の密着力を最大化できます。

こうした丁寧な施工が、冬場の雨水や雪解け水の侵入を防ぎ、凍害による劣化を抑えます。

  • 高耐候性塗料で外壁を長期保護
  • 下地補修と適切な塗装で密着性を強化
  • 雪や雨の侵入を防いで凍害を抑制

3 凍害対策は屋根・雨どいのメンテナンスも重要

凍害対策は外壁だけでなく、屋根や雨どいのチェックも欠かせません。

屋根の塗装や防水シートの劣化が進むと、溶けた雪が外壁を伝って水分を供給し続け、凍害リスクを高めます。雨どいの詰まりも水の滞留を招くため、清掃や補修を定期的に行いましょう。

外壁塗装と同時に屋根塗装・防水補修を実施すれば、建物全体の耐久性と断熱性を高めることができます。

  • 屋根や雨どいの劣化も凍害の原因に
  • 定期清掃と補修で水分滞留を防止
  • 外壁・屋根の同時塗装で総合的な耐久性アップ

まとめ

冬の凍害は、外壁や屋根の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りや断熱性能の低下を引き起こします。

外壁塗装による防水・耐久性強化は、凍害から住まいを守る最も効果的な対策です。

寒さが厳しくなる前に外壁・屋根・雨どいを総点検し、必要に応じて塗装や補修を行うことで、長く安心して暮らせる住まいを維持しましょう。

  • 外壁塗装で防水性と耐久性を強化
  • 屋根・雨どいの点検で凍害を防止
  • 冬前メンテナンスが家の寿命を延ばす

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
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・一級建築士
・二級建築士
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