外壁塗装工事をする際に、業者が決まったら、色選びをする必要があります。
外壁の色を選ぶのは迷いますが、自分たちのセンスが生かされる楽しい作業です。
近年の人気の色や、おすすめの色についてお伝えしますので、納得のできる外装塗装を行なってください。
・外壁塗装でおススメの色を知りたい
・最近の人気の色を知りたい
目次
1 近年の外壁塗装と屋根の色の傾向
2020年の全国賃貸住宅新聞 の調査による外壁塗装と屋根のの人気の色は次の通りです。
・外壁塗装の色
1位:ベージュ
2位:ホワイト
3位:グレー
4位:ブラック
5位:ブラウン
6位:イエロー
7位:グリーン・ブルー
8位:ピンク
9位:オレンジ、レッド
10位:その他
・屋根の色
1位:ブラック
2位:グレー
3位:ブラウン
4位:グリーン
5位:ホワイト
6位:ベージュ
7位:オレンジ
8位:ブルー
9位:イエロー
10位:レッド
2 人気色から見るプロのアドバイス
次のようなことを 念頭に置いて色選びをしましょう
・近所との景観
外壁塗装の色にイエローやグリーン、レッドなどもランクインしていますが、このような鮮やかな色を使う際は注意が必要になります。
原色は近所との景観との差が強調されてしまい、浮いた建物となってしまう可能性があります。
・塗装後のメンテナンス
鮮やかな色はどうしても色あせが目立つので、塗装後のメンテナンスはこまめに行う必要があります。
また、外壁の汚れの種類は、砂や土埃、黄砂や花粉、煤煙などで、色的には黄土色になりますが、白や黒、赤などは汚れが目立ちやすく早めのメンテナンスが必要にになります。
・イメージの不一致
業者に発注したい色と、実際に仕上がった色のイメージが違う場合があります。
外壁塗装の場合は、一度仕上がってしまうと、もう一度塗りなおしてもらうわけにはいきません。
業者が手掛けた同じ色の外壁塗装を施され住宅を実際に見せてもらうなどして、イメージの不一致を避けましょう。
・塗装の色で個性を出すなら外壁よりも屋根で
外壁がイエローやレッドだと、隣接する家の人にとっては目障りに思えるかもしれません。
例えば屋根がイエローやレッドだと外壁ほど気にならないようです。
極端に目立つ外壁の色だと、塗装後に悪評が立つことがあるのでその点も注意しましょう。
3 まとめ
外壁塗装をするにあたっては、塗装の種類や色、予算などだけでなく、近隣との調和も考慮する必要があります。
家の中にいる住民は外壁を見て暮らすことはありませんが、隣家のリビングが接近している場合などは、毎日外壁の色が視線に入るため、極端に目立つ外壁の色だと塗装後にトラブルが起きる可能性もあります。
両隣ともなるべく調和する色を選びつつ、個性を出すようにしましょう。