外壁の塗り替えを検討されている方の中には、今の色とは異なる色に塗り替えしたいと考えている方もいるでしょう。
でも、いざ変えるとなるとどの色にしたらいいのか悩んでしまいますね。外壁塗装の色には様々な種類があり、艶の有無でも仕上がりが変わってきます。
今回は、外壁塗装の色選びの注意点を2記事に分けてお伝えします。
・外壁の色はどう決めれば良いのか?
・色を選ぶ際の注意点は?
1 外壁塗装の色選びをする際のポイント
・カラーシュミレーションをしよう
外壁塗装を行う際、まずはどのような仕上がりにしたいのかイメージしなければいけません。
イメージすることで、どの色にするか決めやすくなります。まずはご自宅の写真を撮影し、そしてパソコンに取り込んだら、実際に色を変えてみてください。専用ソフトを使えば、外壁や屋根の色を変化させることができます。
写真を使ってシミュレーションすれば、より仕上がりがイメージしやすくなるはずです。
色のパターンの変化も、自由に組み合わせして気に入ったものは保存して、最後に見比べてみましょう。
・外壁面積を考慮しよう
色見本は、外壁塗装で色選びをする際に確認される方が多いです。しかし、色見本を見てから選んだのに完成した住まいのイメージが全然違う・・・ということはよくあると言われています。なぜなのでしょうか。
その理由は「面積」です。
面積効果という言葉を聞いたことはあるでしょうか。同じ色でも面積により明るさが違って見えてしまうということです。
面積が大きくなると同じ色でも薄く明るく見える、鮮やかに見える、色が強調されるなどがあります。面積効果についても考慮した上で、色見本を見て色を決めるようにしましょう。
特に明るい色の場合、面積が広くなるとさらに明るくなってしまうので、色見本よりも少し暗い色にしておくことでちょうど良い色になるでしょう。色見本とは別に、気になる色のA4サイズの見本を見せてもらうようにするのがおすすめです。
・色を選ぶ時は外で選ぼう
外壁塗装の色選びは、室内で打合せしながら行うことが多いかもしれません。
しかし、外壁は家の外にあるものです。室内で決めた色は、外で見れば違って見えてしまいます。なぜなら太陽の光と室内の蛍光灯の光は明るさが違うからです。
色見本を持って外に出て、太陽の光にあててみたり、様々な角度で見てみましょう。曇りの日や雨の日なども含めて色を確認しておくと安心です。
次回は、外壁塗装の色選びの注意点の続きをお伝えします。