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築10年を超えたら検討を!外壁塗装の劣化チェックリスト

最終更新日時 : 2025.08.06

築10年を超えたら検討を!外壁塗装の劣化チェックリスト

築10年を超えたら検討を!外壁塗装の劣化チェックリスト

家は年月とともに少しずつ傷んでいきます。特に外壁は雨風や紫外線にさらされ続けており、気づかぬうちに劣化が進行していることも。

築10年を過ぎたら、見た目の変化だけでなく、外壁塗装の状態を定期的にチェックすることが重要です。

このコラムでは、塗り替え時期を見極めるための具体的な劣化のサインと、チェックポイントをわかりやすく紹介します。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・風雨で外壁がどのくらいダメージを受けるのか知りたい
・今できる対応策を知りたい

1 チョーキング(白い粉)の発生

外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象は「チョーキング」と呼ばれ、塗料の劣化によって起こるものです。

これは塗膜が紫外線や雨風の影響を受けて分解され、顔料が浮き出てくるサインです。

防水性能が落ち始めている状態なので、放置するとひび割れやカビの発生につながる可能性があります。

築10年を超えてチョーキングが見られたら、早めの塗り替えを検討しましょう。

  • 手に白い粉がついたら塗装劣化のサイン
  • 紫外線や雨による分解が原因
  • 防水性が失われ、ひび割れやカビの原因になる

2 ひび割れや塗膜の剥がれ

外壁に細かなひび(ヘアクラック)や大きなひび割れ(構造クラック)が見られる場合は注意が必要です。

塗膜が劣化して柔軟性を失うと、気温変化による伸縮に耐えられず、ひびが発生します。

また、塗膜の剥がれは防水性が大きく低下しているサインで、雨水が内部に浸入すると、建物全体の劣化が急速に進行します。

早めの補修と再塗装が重要です。

  • 細かなひび割れは塗膜の劣化が原因
  • 剥がれは防水性能の大幅な低下を示す
  • 雨水の浸入により構造的ダメージの恐れも

3 色あせやカビ・コケの発生

日当たりや風通しの悪い部分では、カビやコケが発生しやすくなります。

また、全体的に色あせてきた場合も、塗料の保護機能が薄れている証拠です。

特に北側や水回り周辺は汚れが目立ちやすく、放っておくと美観が損なわれるだけでなく、素材そのものの劣化も進んでしまいます。

見た目の変化は劣化の第一歩。外壁塗装を検討するタイミングです。

  • 色あせは塗膜の劣化・保護機能の低下を示す
  • カビやコケは通気不良や水分滞留が原因
  • 見た目の変化は劣化のサインと捉える

まとめ

築10年を過ぎた家では、外壁の塗装状態をこまめにチェックすることが、住まいを長持ちさせる第一歩です。

チョーキング、ひび割れ、色あせやカビなどのサインを見逃さず、早めに対応することで、大掛かりな補修を防ぐことができます。

劣化の兆候が見られたら、信頼できる業者に相談して、適切なメンテナンスを行いましょう。

  • チョーキング、ひび割れ、色あせは塗り替えのサイン
  • 早期発見で補修コストを最小限に抑えられる
  • 築10年を目安に定期的な点検を習慣化しよう

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
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・二級建築士
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