お家の工事は分業化されているため、雨樋の工事をどこに頼めば良いかわからない方も多いです。
近くの工務店に問い合わせてみても、雨樋修理だけで対応していないといった業者もいます。
この記事では、雨樋の劣化、修理のタイミングについて、どこの業者に頼むべきか、お得な修理方法についてご紹介いたします。
雨樋修理で困っている方に、自身で工事タイミングを見極め、お得な工事ができるようにご参考になれば幸いです。
・雨樋の交換はいつすればいいの?
・外壁塗装と一緒に行なうメリットとは?
1 雨樋の劣化、修理のタイミング
雨樋の劣化を見抜くポイント
・20~30年経っている
・色褪せしている
・硬くなっている
上記に当てはまる場合は、雨樋の交換時期が近付いている可能性があります。
雨樋は、塩化ビニルでできているものが主流です。
塩化ビニル製のものは、紫外線により硬くなり、少しの衝撃で割れるようになってしまいます。
割れてしまった雨樋から雨水が漏れてきてしまいますので修理が必要になります。
上記のポイントを踏まえて、修理のタイミングが来ていたら交換を行う目安になります。
また、台風や積雪により破損してしまった場合も修理のタイミングとなります。
2 雨樋修理は、どこがやっている?
雨樋修理は、板金屋、リフォーム会社、塗装屋、屋根屋が行なっています。
基本的には板金屋が行なっており、リフォーム会社や塗装屋に依頼した場合には、板金屋の職人が依頼されて来てくれます。
3 外壁塗装と一緒に雨樋修理をするのがお得
雨樋修理は、破損した一部の交換のみであれば、足場は必要ないです。
しかし、全交換となると軒樋交換に足場が必要となります。
そのため、外壁塗装工事などと一緒に、その足場を利用して雨樋交換工事も行うことで、足場代がお得になります。
雨樋修理を検討されている方は、外壁塗装などの足場が必要な工事と一緒に行うことがおすすめです。
4 火災保険を利用して負担ゼロに?!
火災保険で雨樋修理ができることはあまり知られていません。
火災保険を利用できる場合は、以下の通りです。
- 台風などの強風で破損してしまった
- 積雪により雨樋が歪んでしまった
など、保険証書を確認し、どのようなプランで加入しているか、補償内容を確認しましょう。
火災保険を利用する場合には、
・申請書
・修理した場合の見積もり
・破損箇所の写真
が必要になります。
申請書は、火災保険会社に問い合わせて郵送してもらいましょう。
見積もりと破損箇所の写真は、修理業者に相談すれば用意してくれます。
100万円以上の工事費用が補填されることもありますので、ぜひ保険を活用してみましょう。