雨漏りが起こると、焦ってすぐ業者に修理を依頼しようとする人が多いかもしれません。早めに対応することは大切ですが、業者選びは慎重に行いたいものです。雨漏りが起こったときの対応をご紹介した上で、業者選びのポイントと選んではいけない業者の特徴もご紹介します。
◼ 雨漏りが起こったら
雨漏りが起きるとつい焦ってしまうかもしれませんが、やるべきことを知っておくだけで落ち着いて対応することができます。雨漏りに気付いたときには、家の中への被害を最小限に抑えられるようにすることが大切です。雨が入り込むと、家具や家電などが濡れて壊れてしまったり床が腐ってしまったりすることが考えられますよね。まずは侵入してきた雨水を受け止めるためにバケツやタオルを用意するようにして、とにかく家の中が濡れないように応急処置を行うことが大切です。
応急処置をしたら、できるだけ早く業者に連絡をしましょう。雨漏りの修理を行うための相談をした上で、状態を見てもらってから修理となります。雨漏りが起こったときにどの業者に連絡すれば良いか迷ってしまうかもしれませんが、エリアで雨漏り修理に対応している業者を絞り、いくつかの業者に見積もりを取ってもらうことをおすすめします。
雨漏りは修理を行う前に原因を特定する必要があるため、業者に現地調査に来てもらい、どこから雨水が侵入していて、どこから修理をすればよいのかを判断してもらわなければなりません。原因が分からなければ被害が広がったり、部分的な修理だけでは雨漏りがなおらないことも。素人が原因を特定するのは難しいので、必ず業者に依頼して点検してもらうようにしましょう。
◼ 業者選びのポイント
雨漏りが起こったら慌てて業者を選びそうになるかもしれませんが、業者選びは雨漏りの修理において重要なポイントとなります。業者選びで失敗することのないように、雨漏り修理の業者選びのポイントをご紹介します。
・誠実な対応
雨漏りの相談をしたときに誠実に対応してくれるかどうかも業者選びのポイントとなります。雨漏りが起こると焦って電話やメールで業者に問い合わせることもあるかもしれませんが、焦る気持ちを察してくれたり分かりやすく説明してくれたりすると安心しますよね。また実際に店舗やショールームを訪れる際には、気になるところは質問した上で丁寧に答えてくれるかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
・入念な調査
業者に相談をすると、雨漏りの状態を確認するために現地調査を行います。調査をしっかり行っているように見えても、屋根の上まで上がらずに地上からチェックしているだけだったり専門知識のない人が行っていたりすることも。雨漏りの修理において、屋根や外壁の状態を確認することはとても大切な工程です。修理する際に雨漏りの原因を特定する必要があるためです。事前調査を行わない業者は信頼できない可能性もあるため、業者を選ぶ際には経験や資格の有無も確認しておくと安心かもしれません。
・見積書が明瞭
塗装を依頼する業者を決める際、見積もりの内容の確認をすることが大切です。見積もりに記載されている金額と実際に使われた塗料の費用が違ったり、見積もりに記載されていなかった項目が勝手に追加されていたり、内容が明確でない場合はトラブルの原因となります。見積もりを出してもらうときには、どの項目にいくらかかるのかといったことを一つ一つ見た上で、根拠があるかどうかを確かめるようにしましょう。いくつかの業者に相見積もりを出してもらうと、だいたいの相場も分かることでしょう。
見積書や契約内容を確認せずに契約すると、後々トラブルが起こったときに「見積書や契約書にこう書いてありますよね」と言われてしまって泣き寝入りすることになってしまいます。欠陥工事があった場合に業者側から再工事をしてもらえなかったら、新たに費用を支払わなければならない可能性も。トラブルを避けるため、トラブルがあったときに対応できるように、見積書や契約内容はしっかり確認するようにしましょう。
・アフターサービス
雨漏りの修理をしたら必ずしも雨漏りが起こらないとは限りません。万が一施工不良ですぐに雨漏りが起こったときに対応してもらえるように、アフターフォローの有無や内容を確認しておくことが大切です。契約する前にアフターサービスや保証の内容をしっかり確認し、後々トラブルにならないためにも書面に起こしてあるかどうかもチェックするようにしましょう。
◼ こんな業者は選んだらだめ？
業者選びのポイントをご紹介してきましたが、良い業者を見極めることはもちろん悪質な業者に騙されないようにしたいですよね。そこで安心して業者を選べるように、「こんな業者は選んだらだめ」なポイントも知っておきましょう。
・訪問営業や電話勧誘
悪質な業者の特徴として、訪問営業や電話勧誘があげられます。いきなり家を訪れて営業をしてきたり、電話で点検を勧めてきたりすることがあります。その場で契約させようと乗せてくる業者もいますが、さまざまな観点からすぐに契約することはおすすめできません。業者と契約する際にはいくつかの業者の相見積もりを取った方が良いこと、相場を知った上で見積書を見極めた方が良いことなどがその理由です。
・ホームページがない
最近は何を調べるときでもインターネットを利用することが多いと思いますが、ホームページがないと業者の情報を得ることができませんよね。ホームページがない業者が悪いというわけではありませんが、業者の実績やコンセプト、施工実績を知らないままに契約することに不安を感じる人もいることでしょう。インターネットで検索できないような業者は、何か理由があるかもしれないということを頭に入れておきましょう。
・口コミの実態が分からない
インターネットで業者の情報を調べると、施工に関する口コミが出てくることがありますよね。業者のホームページに掲載されていることもあれば、口コミサイトに投稿されていることも。口コミを参考にする人も多いはずですが、実態が分からないと信憑性につながりません。誰が発信した口コミなのかが分かるような口コミかどうかを確認することがおすすめです。業者のサイトにイニシャルや名前で掲載されていたり、事例と一緒に手書きや動画でのメッセージが残されていると安心です。
・価格が相場からかけ離れている
業者を選ぶ前に相場を調べることもあるかもしれませんが、提示された見積もりの価格が相場からかけ離れている場合は注意が必要です。あまりに高い場合は契約しないことが多いと思いますが、極端に安い場合も適切な工事をしてもらえるか不安が残ります。使われている塗料が適切かどうか、工事内容に不備はないかどうかなど、見積書の内訳やそれぞれの費用をしっかり確認するようにしましょう。
・「無料」や「0円」を謳っている
業者の中には「〇〇無料」や「足場代0円」を謳っていることもあります。無料や0円には魅力を感じる人も多いと思いますが、すぐに契約するのではなく一度冷静に検討するようにしましょう。見積もりのうちどこかの項目を0円にしている代わりに、別の項目で高額な費用が設定されていたり、費用が安い分施工もいい加減だったりすることも考えられます。費用を抑えたい人はつい食いついてしまうこともあるかもしれませんが、無料や0円を謳っている業者には注意が必要です。
・誇張された表記
無料や0円を謳っているということと似ていますが、誇張された表記には注意が必要です。価格だけではなく、「〇〇ナンバーワン」や「最安値」など根拠の分からない情報もたくさんあります。目を引くような単語を並べることで問い合わせを増やそうという目的なのかもしれませんが、メリットを大々的に打ち出している代わりにデメリットを隠していることも考えられます。魅力的なポイントだけに引っ張られることなく、疑問点がある場合は質問するなどして契約して良い業者かどうかを見極めるようにしましょう。
・契約書を交わさない
業者と契約するときは、どんなに小さな修理であったとしても契約書を交わすことが大切です。知り合いや顔見知りの業者との契約であっても、トラブルを避けるために口約束だけといったことは避けるようにしましょう。契約書を交わすことなく修理やリフォームを取り付けようとしたり支払いを催促したりするような業者は怪しいと思って良いでしょう。
◼ まとめ
雨漏りが起こると、劣化をより深刻な状況にしてしまわないように早めに修理を行うことが大切です。しかしあまり調べずに業者を選ぶと、悪質な業者に騙されてしまうことも。そこで業者選びのポイントをご紹介した上で、選んではいけない業者の特徴もお伝えしてきました。業者を選ぶ際には相見積もりをした上で、複数の業者を比較することが大切です。訪問営業や電話勧誘に乗ってすぐに契約することは避け、契約の際にはしっかり契約書を交わすようにしましょう。ホームページがなかったり、あったとしても掲載されている情報の信憑性が低かったり口コミの実態が分からなかったりする場合は注意が必要です。
塗装屋ぬりべえは創業120年のリフォーム会社『ハウジング重兵衛』がプロデュースする塗装専門ブランドです。外壁や屋根の塗装だけではなく、リフォームや雨漏り修理も行っています。現状をしっかり把握した上でお客様のご要望に最大限お応えできるよう努めておりますので、千葉県と茨城県で雨漏りにお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。電話やメールでのお問い合わせもお待ちしております。
