近隣の家が外壁リフォームしている、自宅も築10年、15年と経っているし、そろそろ本格的に考えないといけないと考え始めている今、まさに事を進める必要があります。
早速外壁リフォームについて、調べてみると『サイディング』という言葉がいたるところで見かけ、意味が分からず目を背けたくなっているのではありませんか。
今回、『サイディング』とは何か、他に知っておくべきことは何か、工務店など依頼先を探す前の知識として必要なことをご紹介します。
サイディングとは
外壁に仕上げ材として使う板材のことです。
1990年代以降、耐震性の向上やデザインの豊富さ、品質の安定性もあり、建築・リフォーム工期も短くなることから主流になっています。
家のイメージを左右させる大切なものであり、雨・風からも守ってくれますので、点検とお手入れが必要です。
4種類ある
サイディングはデザインの豊富さも魅力ですが、大きく分けて4種類のサイディングがあります。
・窯業(ようぎょう)系・・・戸建住宅で約75%の使用率
・金属系・・・窯業系に次いで高い使用率
・木質系・・・天然木が材料(メンテナンスを考慮し、代用に木目の窯業系が使われることが多い)
・樹脂系・・・日本ではあまり使われていない
4種類あるものの、実際に使われるのか業業系か金属系サイディングが使用されているのが現状です。
一般的にサイディングはメンテナンスがあまりいらないとされていますが、塗装業界からの目からすると、賛成はできません。
雨・風にさらされ、昨今の激しい豪雨なども考慮すると”劣化”は免れません。だからこそ、先ほど点検とお手入れが大切とお伝えしました。
さて、そのサイディングを守るために不可欠なのが『塗料』です。使用する『塗料』によって耐用年数も変わってきますので、『塗料』により目を向けていただきのです。
塗料の種類を知る
一つの材料に品質・ランクがあるように、『塗料』にも存在します。
・アクリル塗料・・・塗料の中では価格がもっとも安いメリットがありますが、耐用年数が4年から7年と短く塗り替えの頻度が高いのがデメリットです。
・ウレタン塗料・・・アクリル塗料に次いで価格が安く、密着性もあり耐用年数は6年から10年です。仕上がりの光沢具合で気にされる人が多く、使用率は低いです。
・シリコン塗料・・・防水性・防汚性とコスパに優れているため、使用率が高い塗料です。耐用年数は10年から12年です。
ただし依頼時に、シリコン塗料でも1液型と2液型があり、外壁の状態に応じて適正な方を選択できるところが好ましいです。
・ラジカル塗料・・・近年の注目度が高い塗料で、シリコン塗料よりも防汚性が高く、耐用年数が12年から15年と長く、さらに、外壁だけでなく屋根にも使える汎用性があるもの魅力です。
しかし、実績数(使用され始めてまだ間もない)ことを気にされる方も少なからずいらっしゃいます。
・遮熱塗料・・・防水性・防汚性・耐用年数いずれもラジカル塗料と差異がない上に、紫外線を反射し野外に逃す働きもあり、室内での冷房使用時の節電効果もあることから次世代素材とも言われて塗料です。
ですが、日光の恩恵を考えた南向きの住宅の場合などは、遮熱塗料は向いていませんので、住環境をよく検討する必要があります。
・フッ素塗料・・・東京スカイツリーにも使用されている塗料で、防水性・防汚性・仕上がり具合、耐用年数15年から18年と長いのが魅力ですが、これだけの高機能を備えているため、価格に反映されているのがデメリットです。
・無機塗料・・・塗料の中では最高品質で、耐用年数18年から20年と最長であり、防水性・防汚性ともに文句のつけようがなく、防カビ・防苔効果もある上に、不燃性もあります。
いずれの塗料においても、塗料のメーカーを明確にしていること、各塗料の説明をわかりやすく教えてくれるところに外壁リフォームを依頼しましょう。見積もりは2・3社に依頼することで、比較できますので、より信頼できる工務店を探しましょう。
外壁のメンテナンスの仕方
プロに依頼する前に自己で行う点検・メンテナンス方法も知っておきましょう。
もちろん高い場所を見るには限界がありますので、見える場所だけでも行ってください。
目視確認する
・ひび割れと断裂と隔離
要は割れ目が入っていないかどうかです。
年月が入っているから当たり前のこととして捉えるのではなく、危機感を覚えてください。
雨漏りの可能性、建物自体の耐久性が下がっている可能性がありますので、早い段階でプロのチェックを依頼しましょう。
・汚れの有無
雨風にさらされる以上汚れてしまいますが、簡単な汚れであれば柔らかいブラシや水洗いで対応できます。
周りの人に配慮する必要はありますが、高圧洗浄機を使って掃除することも可能です。
・塗装の剥がれやふくれ
塗装のはがれにより、やはり壁の劣化が始まっています。防水性・防汚性などの性能が劣ってしまいますので、割れ目のようにどんどん建物自体への心配が膨らみます。
触手確認する
目視だけではなく、壁に触れてみましょう。チョークのような粉が手についてしまう(チョーキング現象といいます)と、劣化の証拠であり、放置しておいてはいけません。プロに相談する必要があります。
注意したいのは、チョーキング現象がいつの段階で起きたかです。
例えば築10年近いのであれば自然現象による劣化が原因なのですが、築数が浅い場合や外壁リフォームをして1・2年であれば残念ながら施工不良の可能性が高いですので、別の業者に相談するべきです。
まれに悪徳業者が、壁の崩壊の心配があるからとすぐに営業してくることもありますので、注意しましょう。
チョーキング現象が起きてもすぐに家自体に何か起こるわけではありません。いくつかの業者に相談してから話を進めましょう。
外壁リフォームはぬりべえにご相談ください
ぬりべえは、千葉県及び茨城県の地域密着型の外壁塗装・雨漏り修理専門店です。
専門店だからこそ、壁などの診断も無料で実施し、自社で施工を行い、適正な価格で、みなさまにサービスを提供できております。
また提供する品質においても、妥協することなくご満足いただけるよう最善の努力を行い、長期保証サービスも付帯しております。
弊社に少しでもご興味を持たれましたら、お問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。
施工後、ご自宅がどのように生まれ変わるのかイメージできるように、県内にあるいくつかのショールームでもご覧いただけます。
新型コロナウィルス感染対策のため、一度ご来店のご連絡をいただいた上でのお話となりますが、足をお運びいただければと思います。
ご参考までに過去の事例もご覧ください。
掲載画像はすべて施工後の状態です。