外壁塗装工事は、お家を守るために行ないますが、多額の費用がかかるため、なるべくコストを下げたいですよね。
そこで、外壁塗装を家全体に行なうのではなく、一部だけ行ない費用を抑えることはできるでしょうか?
結論から申し上げると、一部だけ行なったとしても遅くても2,3年後には全体塗装をした方が良いため、よほど一部分だけ傷んでいる場合を除いて、一部だけ塗装をするのはあまりメリットがありません。
一部だけ外壁塗装を行なうメリット、工事費用を抑える方法についてご紹介いたします。
・外壁塗装は一部分だけ行なえるの?
・一部だけ外壁塗装を行なうメリットを知りたい
目次
1 一部だけ外壁塗装をした方が良い3つの場合
外壁塗装の費用を抑えるために、一部分のみの塗装工事を行うことは、下記3つの場合にメリットがあると考えられます。
・(築年数が浅く)一部分だけが著しく劣化している
2~7年と比較的築年数が浅い、もしくは前回塗装から2~7年程度にも関わらず、一部分だけ著しく劣化しており、補修及び塗装を行う必要がある場合になります。
例えば、大きなひび割れが発生している場合などは、その部分から内部に雨水が浸水し、内部腐食してしまう可能性があります。
放置してしまうと、さらに修繕費用がかかってしまうため、部分的にでも補修及び塗装工事をした方が良いことがあります。
・塗装が必要な箇所が一部分のみの外壁
レンガやタイルが貼ってあり、塗装が必要な外壁がそもそも一部の場合です。
・数年後には外壁の張り替えを予定している
数年後に外壁塗装ではなく、外壁の張り替え工事などを検討している場合には、劣化の激しい部分のみの塗装工事を行うこともメリットがあります。
全体塗装をしても、張り替えるのであれば工事費用がもったいないため、一部補修のみでもお家のメンテナンスとしては問題ありません。
- 外壁塗装を一部だけ行った方が良い場合は、一部だけ著しく劣化しているケース、塗装が必要な外壁がそもそも一部のケース、数年後に全体的な張替工事を予定しているケースの3つ
2 コストパフォーマンスは、全体塗装が1番良い
一部だけの塗装工事は、割高になります。足場代や人件費、塗料代を考慮して比較的割高になります。
そのため基本的には、全体塗装を行うことが1番コストパフォーマンスに優れていると言えます。
一般的な塗装が必要なお家では、一部分の塗装工事を行っても、築10年程度で全体塗装を行う必要があります。
工事を短期間に2度も行うため、それだけ費用をかけることになってしまいます。
劣化が著しい場合には、なるべく費用をかけずに簡単な補修を行い、いつ全体塗装を行うかメンテナンススケジュールを立てるようにしましょう。
- 外壁塗装は一部だけ行なうより全体を行なった方が最もコストパフォーマンスが良い
- どうしても一部だけ外壁塗装を行ないたい場合は専門家に相談しよう