外壁「塗り壁」の種類が知りたい|塗り壁材、仕上げパターンの違いとは

どのような外壁にしようか検討中の方は、「塗り壁」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。ですが「なんとなくイメージはわかるけれど、どのような種類、メリット・デメリットがあるのかは知らない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、こちらでは「外壁を塗り壁にすることのメリット・デメリット」「塗り壁材の種類と仕上げパターン」などの基本的な知識を解説します。

外壁選びをご検討中の方の参考に、ぜひお役立てください。

 

■ 「塗り壁」とは?

塗り壁の家

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塗り壁とは「自然素材からできた塗り壁材を使って、職人の手により塗り仕上げられた壁」のことをいいます。塗り壁の外壁は、手作業による味のある風合いを出すことができ、デザイン性も高いのが特徴です。

日本では、古来より建物の外壁材として塗り壁が使われてきましたが、洋風の住宅が主流となり、サイディングやタイルの外壁材を使用する家が増えました。

そんな中、塗り壁は自然素材が使われていること、和風だけでなく洋風の家にも合うこと、その他さまざまなメリットがあることから、近年は塗り壁を選ぶ人たちも多くいます。

 

■ 他の外壁とどう違う?メリット・デメリット

塗り壁の家

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代表的な外壁には、サイディング、タイル、モルタル、ALC外壁などがありますが、それらと比較して「塗り壁」にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

・塗り壁のメリット

 

・デザイン性が高い

・シンプルながらも独特な風合い

・自然素材で身体にやさしい

 

塗り壁は完全オーダーメイドで依頼することができるため、自分の理想とする外壁に仕上げてもらうことができます。

サイディングなどと比べると塗り壁はシンプルに見えますが、実は色や仕上げパターンによってさまざまな雰囲気に見せることができます。また人の手によって塗られているため、他の外壁材には出せない独特な風合いも感じられます。

さらに、塗り壁に使用される素材の多くは自然のものから作られているため、「化学物質を含まない身体にやさしい家にしたい」という方にはぴったりの外壁です。

 

・塗り壁のデメリット

 

・費用が高い

・劣化が目立ちやすい

・職人によって仕上がりが左右される

 

塗り壁素材そのものが高く職人の手間もかかるため、他の外壁材と比較すると費用が高めになっています。

また、伸縮性のないザラザラとした肌触りの素材が使用されるため、ひび割れや汚れなどの劣化が目立ちやすい外壁となります。

塗り壁の仕上がりは職人の腕にかかっているため、信頼できる業者に依頼することも注意しておきたいポイントです。

 

■ 「塗り壁材」の種類

塗り壁の門

塗り壁に使われる素材には、大きく3種類あります。

それぞれの特徴を見てみましょう。

 

・土塗り

土塗りは、土に藻や砂などを混ぜてつくられた自然素材の塗り壁材です。

温かみがあり自然を感じさせる風合いに仕上げることができます。

日本では、昔から使用されてきた素材で調湿性、断熱性、防火性、防音性に優れているのが特徴です。

 

・漆喰

漆喰は、石灰石を焼いて水を加えた消石灰からつくられた自然素材の塗り壁材です。

つるつるとした肌触りが特徴で、特にヨーロッパ風の外壁によく使用されています。

防火性・防音性が高く、カビも発生しにくいのがメリットですが、傷がつきやすく防水性が低いのがデメリットです。

 

・ジョリパッド

ジョリパットは、砂などを塗料に混ぜてつくられる塗り壁材です。

色や質感を自由に選ぶことができるためデザイン性が高く、ひび割れが起こりにくいなど耐久性が高いのが特徴です。

耐火性、防火性、耐候性に優れているうえに材料費も安いため、塗り壁材としては最も選ばれやすいのがジョリパッドです。

 

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■ 「塗り壁」外壁の仕上げパターン

塗り壁の玄関

塗り壁は、仕上げパターンによって大きく雰囲気を変えることができます。

代表的な仕上げパターンをご紹介します。

 

・コテ波

塗り壁材をコテで塗り、うっすらとコテの跡を付けることによって仕上げるパターンです。

コテ波はもっとも標準的なパターンで、コテの跡のつけ方は職人の手によって異なるため、好みのパターンをしっかりと確認してから依頼するようにしましょう。

 

・ハケ引き

ハケ引きは、ブラシのハケを使用して跡を残し、模様を付ける仕上げパターンです。

横に細いラインができる上品な模様になるため、和風の家によく合います。

 

・コテバケ

コテバケは、大きなハケで広範囲を縞模様で仕上げるパターンです。

縞模様のさまざまなデザインに仕上げることができます。

 

・扇

コテで半円を描き「扇」のような模様に仕上げるパターンです。

均一にきれいな模様を描くには、職人の高い技術が必要です。和風の外観にしたい方におすすめの仕上げパターンです。

 

・スポンジローラー

スポンジローラーを転がしながら、塗り素材を塗り仕上げるパターンです。

比較的簡単に塗ることができるため、DIYでも人気のある仕上げパターンです。

 

・スパニッシュ

コテの後ろの部分を使って、四角のエッジ模様を付けて仕上げパターンです。

スパニッシュという名前の通り、ヨーロッパ風の洋風の家によく合う模様です。

 

■ 「塗り壁」外壁にかかる費用相場

外壁を塗り壁にするための費用相場は、残念ながら明確なものはありません。どの業者に依頼するかや家の面積、素材によって費用は大きく上下するためです。

おおよその目安として、外壁材の中では比較的安価な「サイディングの1.3〜2倍の費用がかかる」とイメージしておきましょう。

 

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■ 外壁を塗り壁にする際の注意点

ジョリパットの外壁

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塗り壁は、職人の技術によって仕上がりが大きく変わるため、どの業者・職人に依頼するかが非常に重要なポイントとなります。

また仕上げパターンの希望を伝えたとしても、人によって仕上がりが異なるため、塗り始める際には自分の目で見ながらデザインのすり合わせを行うようにしましょう。

 

■ まとめ

塗り壁は、人の手によって仕上げられているため「オリジナリティーのある外観にしたい」という方にはぴったりの外壁です。仕上げパターンや色によって和風、洋風どちらの家にも似合う外壁にすることができます。デザイン性が高いため、塗り壁の外壁を選ぶことで自分の理想とする家により近づけることができるでしょう。

 

塗装屋ぬりべえは、千葉・茨城エリアにて屋根・外壁塗装と雨漏り修理を専門に行っております。完全無料で外壁診断・お見積もりの提出をさせていただくほか、千葉・茨城の8店舗にて「体験型ショールーム」も設置しており、カラーシミュレーションの実施を行っております。

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著者情報

塗装屋ぬりべえ 編集部

塗装屋ぬりべえ 編集部

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