雨戸の種類や役割、塗装の必要性とは?

家を建ててから年数が経つと、外壁や屋根の塗装を検討することになるはず。外壁や屋根の塗装の必要性を認識している方は多いと思いますが、付帯部である雨戸は塗装が必要なのかどうかと悩んでいる方もいるかもしれません。

 

そこで雨戸の種類と役割をまとめた上で、塗装の必要性についてご紹介します。

 

◼ 雨戸の種類

一言で雨戸といっても、実は稼働方法や形状、素材などでいくつかの種類に分けられます。自分の家の雨戸がどれに類されるのかを確認してみましょう。

 

・稼働方法

雨戸の稼働方法には、手動式と電動式の2種類があります。

 

手動式

手動式は文字通り手動で開け閉めを行う雨戸のこと。電動式よりも設置費用が安く済むことや開閉時に電力を必要としないことから経済的な稼働方法だといえます。

 

しかし手動で開け閉めするためには力を入れなければならないため、高齢の方や女性の方などにとっては開け閉めが難しく負担になってしまうかもしれません。雨戸の位置が高い場合は男性でも開け閉めが困難な場合もあるため、位置によって稼働方法を選んでみても良いかもしれません。

 

開け閉めが大変だからといってあまり使わずにいると、雨戸のサビがひどくなってしまう可能性があります。雨戸がある場合は定期的に動かすなどして劣化の度合いを確認するようにしましょう。

 

電動式

電動式は電力を使って稼働し、スイッチを押すと開け閉めができる雨戸のこと。リビングの掃き出し窓や高い位置にある窓などに雨戸を取り付ける場合は、手動式よりも電動式を選ぶのがおすすめ。

 

強い力を必要とせずにスムーズに動かすことができるため、雨戸の開け閉めのハードルが低く定期的な動作確認にもつながります。電動式の雨戸は設置する際やメンテナンスの際の費用が手動式に比べて1.5〜2倍以上になってしまうことや停電時には使えなくなってしまうことに注意が必要です。

 

・形状

雨戸は一枚の板でできている単版タイプと、細い羽板を平行に並べたルーバータイプの2つの形状に分けられます。

 

単版タイプ

単版タイプは一枚の板からできている、雨戸の中でも最も一般的な形状のこと。調光や換気はできませんが、ルーバータイプよりもお手入れが楽なのがメリット。

 

ルーバータイプ

ルーバータイプは細い羽板を平行に並べたような形状で、隙間があることや可動式になっていることが特徴。雨戸を開け閉めしなくても、ルーバーの角度を変えることで日差しを取り入れたり温度調節をしたりできます。

 

機能性の高いルーバータイプですが、単版タイプよりも設置コストやメンテナンスコストがかかってしまうのがデメリット。

 

・素材

雨戸は素材にも種類があります。最もよく目にする金属製と和風の建物に馴染む木製の雨戸についてご紹介します。

 

金属製

金属製の雨戸は、サビにくいアルミニウムで作られたものが一般的。木製の雨戸よりも重量が軽く、価格も安いことから人気があります。洋風の家には木製よりも金属製の雨戸の方がしっくりくるかもしれません。

 

木製

木製の雨戸は、金属製の雨戸が出てくる前によく使われていた素材。木製なので雨や汚れに弱く、腐食しやすいのがデメリットでしたが、最近は耐候性や耐久性の高い木製雨戸も出てきています。和風の家にお住まいの方は木製の雨戸がよく似合うはずです。

 

◼ 雨戸の役割

雨戸の種類が分かったところで、そもそもなぜ雨戸が必要なのか、その役割についてご紹介します。

 

・飛来物から窓ガラスを守る

台風や大雨などの天候の際、風で飛ばされたものが窓にぶつかって割れてしまうことがあります。雨のときに窓ガラスが割れてしまうと、雨が家の中に入ってきてしまうだけではなく、虫や葉っぱ、飛来物などが飛んでくることも考えられます。

 

そもそも窓ガラスが割れるだけでも危ないので、そのようなことのないように窓ガラスを守る役割が雨戸にはあります。ガラスよりも丈夫な雨戸を設置しておくことで、ある程度のものがぶつかっただけでは雨戸が割れることはありません。

 

・外部からの侵入を防ぐ

雨戸は、飛来物からの衝撃から守ってくれるだけではなく、外部からの侵入を防ぐ役割もあります。雨戸がない窓は、雨戸がある窓に比べて防犯性が低いとみなされて、侵入されてしまうことが多い傾向にあります。抑止力の意味でも、雨戸を設置しておくことは有効だといえるでしょう。

 

◼ 雨戸に塗装は必要?

雨戸の種類や役割が分かりましたが、雨戸に塗装は必要なのでしょうか?塗装が必要なのであれば、外壁や屋根の塗装を行うタイミングで同時に行いたいですよね。

 

・部材の劣化を防ぐため

雨戸は劣化が進むと耐久性が低くなり見た目も悪くなっていまいます。そのため雨戸に使われている部材の劣化を防ぐためにも塗装は必要だといえます。

 

金属製の雨戸であれば、サビ止め塗装で保護されているとはいえ、サビが発生する可能性はあります。一度サビが発生すると広がってしまうこともあるため、劣化が進行しすぎる前に塗装することをおすすめします。

 

木製の雨戸も雨や湿気によって木材が腐食してしまうこともあるため、早めにメンテナンスを行うようにしましょう。

 

・美観を整えるため

雨戸の塗装が必要な理由として、美観があげられます。部材の劣化によって見た目も悪くなるとご紹介しましたが、外壁だけきれいにしても雨戸などの付帯部が汚れたままだと逆に目立ってしまうことも。

 

家の美観を整える意味でも、外壁や屋根と一緒に定期的に塗装を行うようにしましょう。

 

・汚れやケガを防ぐため

雨戸の塗装は、汚れやケガを防ぐ意味でも必要性があるといえます。金属製の雨戸がサビてしまうと、雨戸に触れたものにサビが移ってしまうことがあります。

 

木製の雨戸の場合は、ボロボロになると表面が割れてきて、触るとケガをすることも。家族に被害が及ばないためにも、定期的な塗装が必要です。

 

◼ 雨戸の塗装時期の目安

雨戸の塗装が必要な理由をご紹介しましたが、具体的にどのくらいを目安に塗装を行えば良いのでしょうか。一般的には外壁塗装と同じ10年前後が目安ですが、雨戸の劣化度合いによって調整が必要です。

 

雨戸を手で触ったときに白い粉が付くようであればチョーキング現象が起こっている証拠。チョーキング現象は塗膜が劣化して顔料が露出してしまっている現象のことを言い、経年劣化による代表的な症状の一つ。

雨戸を触ってみてチョーキング現象が起こっている場合は早めに塗装でメンテナンスを行うようにしましょう。

 

色褪せや変色が起こっている場合も塗装の目安の時期だといえます。紫外線によって塗膜が劣化している証拠なので、防水性を回復させるためにも塗装を検討してみてください。金属製の雨戸の場合は、サビに注目してたまに目視で点検を行うと安心です。

 

◼  まとめ

「雨戸の塗装は必要なのだろうか?」と悩んでいる方も多いかもしれませんが、雨戸も外壁や屋根と同じように塗装によるメンテナンスが必要です。飛来物から窓を守ったり外部の侵入を防いだりという役割を果たすためにも、定期的に塗装を行うようにしましょう。

 

塗装屋ぬりべえでは、外壁や屋根の塗装を行っております。雨戸などの付帯部にも対応しておりますので、千葉県と茨城県で塗装をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。地域最大級のショールームへのお越し、電話やメールでのお問い合わせなどお客様のご都合の良い方法でご相談いただければ幸いです。