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【放置厳禁】外壁の爆裂現象とは?予防策もご紹介します!

最終更新日時 : 2023.07.12

【放置厳禁】外壁の爆裂現象とは?予防策もご紹介します!

【放置厳禁】外壁の爆裂現象とは?予防策もご紹介します!

外壁塗装は、建物を保護し美観を保つために重要なメンテナンス作業です。

しかし、時折、外壁塗装において「爆裂」と呼ばれる現象が発生することがあります。

本コラムでは、外壁塗装の爆裂現象について解説するとともに、そうならないための要望策もご紹介します。

この記事は、次のような疑問のある方におすすめです!
・外壁塗装の爆裂って何?
・爆裂現象が起きないように予防したい!

1 外壁塗装の爆裂現象とは

⇑こちらが実際に「爆裂現象」の起こった外壁

外壁塗装の爆裂現象は、塗装膜が亀裂やバブルを生じ、剥がれる現象を指します。

簡単に言うと劣化の最終形態です。

主な原因としては、以下のような要素が挙げられます。

原因詳細
塗装前の下地処理不足・下地の汚れや湿気、凸凹などが適切に処理されていない場合、塗膜と下地の密着性が低下し、爆裂現象が発生することがあります。
不適切な塗料の使用・塗料の品質や種類が建物の素材や環境条件に適合していない場合、塗膜が変形や劣化しやすくなり、爆裂現象が起こります。
天候条件・気温や湿度の変化、急激な温度差などの天候条件が、塗装膜の収縮や膨張を引き起こし、爆裂現象を誘発することがあります。
経年劣化・これが一番多い理由になります。外壁塗装を長年放置していると、知らないうちに劣化が進み爆裂現象を引き起こすことがあります。

2 爆裂現象の特徴とリスク

爆裂現象が発生すると、外壁にクラックやバブルが生じ、塗膜が剥がれて外壁の防水機能が著しく低下します。

具体的な特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

特徴詳細
クラックや亀裂・外壁に亀裂が生じ、塗膜が割れてしまうことがあります。
・これにより、外壁の防水性能や耐久性が低下します。
バブルや剥がれ・塗膜表面に気泡が生じ、塗膜が剥がれることがあります。
・/外壁の美観が損なわれるだけでなく、外部からの水分の浸入を引き起こすリスクもあります。

このように、外壁に爆裂現象が起きてしまうと、内側からも補修が必要となり、多額の費用がかかります。

3 爆裂現象の予防策

外壁塗装の爆裂現象を予防するためには、以下のような対策を講じることが重要です。

予防策詳細
適切な下地処理・塗装前に下地の洗浄、平坦化、乾燥などの適切な処理を行います。
・下地の状態に応じたプロの技術と経験が求められます。
品質の高い塗料の使用・建物の素材や環境条件に適合した高品質な塗料を選びます。
・塗料メーカーの指示に従い、適切な塗料を選定しましょう。
施工時の気候管理・外壁塗装の施工時には、気温や湿度の適切な管理が重要です。
・天候予報を参考にし、適切な気候条件下で作業を行います。
定期的な点検と外壁塗装・家を建てたり、前回外壁塗装をしたりしてメンテナンスを行なってから、少なくとも10年毎に専門家による診断を受けることをおススメします。

・早めのメンテナンスや対処がお家を長持ちさせることにつながり、工事費用もおさえられる可能があります。

4 まとめ

外壁塗装の爆裂現象は、建物の外観や耐久性に悪影響を及ぼす重要な問題です。

下地処理の適切さ、塗料の品質、施工時の気候管理など、様々な要素が爆裂現象の発生に関与しています。

適切な対策を講じることで、爆裂現象を予防し、外壁塗装の効果と耐久性を確保することができます。

この記事を書いたスタッフ

塗装屋ぬりべえ 編集部
塗装屋ぬりべえ 編集部
かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
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