建物の外側に使われている外壁材のひとつとしてサイディングと呼ばれるものがあります。
これは、薄い板状のもので、壁の大きさに合わせて取り付けて、隙間をコーティング剤で埋めることで簡単に取り付けできます。
施工が簡単で仕上がりが綺麗ということもあり、外壁材として選ばれることが多いです。
この記事では、サイディングを行う必要性やサイディングの種類などをまとめておきます。
・外壁工事でよく聞くサイディングについて知りたい
・サイディングの種類を教えてほしい
サイディングの種類とは?
サイディングには、セメントに木質繊維を合わせた窯業系、鉄板やガルバリウム鋼板、アルミなどの金属素材を使った金属系、塩化ビニル樹脂を使用した樹脂系、天然木材を使用した木質系に分けることができます。
この中でも最も使われているのが窯業系です。
窯業系のメリットは、防火性や遮音性、耐震性が高いことです。
サイディングを行わなければいけない理由
サイディングを行わなければいけない理由として、耐久性を高めることが大きな理由です。
耐水性や悪天候にも強い外壁となり、建物をしっかり守ることができるのです。
また、サイディングは、多種多様なデザインがあるため、外観をおしゃれに見せることもできます。
サイディングも塗装が必要なのか?
サイディングの外壁も、塗装したほうが良いと言われています。
塗装することでより耐久性を高めることができ、直射日光や風雨などのダメージも軽減することができるのです。
外壁の防御力が高まれば、建物の寿命もよりのびます。
外壁塗装は、定期的な塗り替えが必要ですが、サイディングの外壁を見て、下記のような症状がある場合は、塗り直しのタイミングと言って良いでしょう。目地の劣化が見られる、色あせしている、変色している、チョーキングが出ている、ひび割れがある、塗膜が劣化している、サイディングボードが変形している等の場合は、塗り替えをしてください。
サイディングボードの場合は、アクリル系やウレタン系、シリコン系、フッ素系の塗料が使われることが多いです。
塗料の塗り方を変えれば、これまでと違った印象の外壁にすることも可能です。
デザインにこだわりたい方は、相談してみると良いでしょう。
まとめ
建物の外壁材であるサイディングについて紹介しました。
とても丈夫なサイディングボードですが、より耐久性を高めるためには上からの塗装が必要です。
定期的なメンテナンスも欠かせないので忘れないようにしてください。