外壁は、太陽の光や、風、雨などの影響を常に受けているので、年数が経過することで、だんだんと劣化していきます。
定期的なメンテナンスを行い、劣化を防ぐことは安心して暮らすためにも重要でしょう。
もし、外壁の状態が悪い場合、外壁の耐震補強も行っておく必要があります。
外壁を強くすることは、建物の耐震性と関係してくるからです。
この記事では、外壁工事で耐震性を高める重要性と費用についてまとめています。
・外壁工事で耐震性は高まるの?
・外壁工事の費用を知りたい
1 外壁工事で耐震補強はしなければいけないのか
柱や梁、壁で支えられている住まいは、それぞれの建築材料を劣化させないことで、良い状態を維持することができます。
しかし、年数が経過すると、様々な部分が傷んできてしまうことは仕方ないでしょう。
そのため、定期的なメンテナンスや点検が必要となるのです。
そして、その中のひとつとして「外壁の補強」が含まれます。
建築材料を劣化させないようにするためにも、劣化を遅らせる対策として、害虫予防や湿気・結露対策、外壁補強を行いましょう。
壁は住まいを支える大事な役割をしていますので、壁が崩れることがないように強度を高めておくことで、地震の被害を最小限にとどめることができます。
また、被害を拡大させないためにも、外壁工事で耐震補強をしておく必要があるでしょう。
- 外壁は年数が経過すると痛んでくるため定期的なメンテナンスが必要
- 建築材料を劣化させないようにするために、害虫予防や湿気・結露対策、外壁補強が必要
2 外壁の耐震補強でかかる費用について
では、外壁工事で耐震性を高めるためには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
費用の目安をまとめておきます。
外壁を補強する方法は、いくつかありますがここでは、外壁に耐力壁を取り付ける方法と、外壁を撤去してから耐力壁を取り付けて張り替えするという方法で費用をまとめておきます。
まず、外壁に耐力壁を取り付ける場合は、およそ500,000円かかります。外壁を撤去して耐力壁を取り付けて張り替えとなると1,500,000円ほどかかります。
耐力壁を取り付けるだけであれば比較的費用を抑えて行えますが、撤去してから取り付けるとなると、3倍ほどの費用がかかってしまうため、どちらが良いのかよく相談して決めるようにしましょう。
今ある壁を取り除いて新しく設置するほうが、耐震性が高いことは確かですが、予算の面で難しい場合もあると思います。
この場合、耐震補強のための費用を支援してもらえる法律も自治体により利用できる可能性があるので、そういった補助金も検討してみると良いでしょう。
- 外壁に耐力壁を取り付ける場合は、およそ500,000円
- 外壁を撤去して耐力壁を取り付けて張り替えはおよそ1,500,000円
3 まとめ
耐震性を高めるための外壁工事についてお伝えしました。
地震から住まいや命を守るためには、安心・安全の外壁にする必要があります。外壁は、定期的にメンテナンスを行い、良い状態を保つようにしてください。