外壁塗装工事とは、建築物の外壁に塗料を塗ったり、吹き付けたりする工事です。
塗装工事を行うことで、建築物の強度が高まり、耐用年数が長くなります。
外壁塗装だけでなく屋根も同時に塗装を行う場合も多いので、工期も長く費用も高額になります。
事前に工事全般の流れを知っておくことや、安心して依頼できる業者を選ぶことがとても大切です。
・外壁塗装って何をするの?
・安心できる業者に依頼したい
1 大切な信頼できる業者選び
施工前の無料診断をな行ってくれ、説明してくれる業者が安心できます。
また、近隣へのご挨拶や徹底した塗料の飛散防止対策を行ない、現場の整理整頓を心がけてくれる業者が理想的です。
ホームぺージでクチコミなどを事前に見て、信頼できる業者を選びましょう。
さらに工事後のアフターフォローについても確認しておきましょう。
- ポイントは、施工前の無料診断、説明をしてくれるか否か、近隣へのご挨拶、塗料の飛散防止対策等
- WEB上の口コミも見ておこう
2 事前に工事の流れを説明してもらいましょう
業者によって多少違いますが概ね次のようになります。
①足場の設置と飛散防止ネットの取り付け
②高圧洗浄で汚れを取り除く
③シーリングの打ち換えやサビの除去など詳細な点検と補修
④ていねいな養生
⑤下塗り作業
⑥中塗り作業
⑦上塗り作業
⑧付帯塗装
⑨品質確認と修正を施主立会いの元で行う
その後、足場の解体と現場正装後に施主に引き渡しとなります。
3 塗料のグレードについて
外壁塗装は、塗料のグレードで価格が違ってきます。
グレードによって耐用年数は変わってきますが、近年の主流はシリコン系の塗料です。
シリコン系の塗料には水性1液型と、溶剤(油性)1液型と溶剤(油性)2液型があります。
近年主流となっているのは、溶剤(油性)1液型です。
シリコン系塗料の他にもフッ素系塗料、ウレタン系塗料、アクリル系塗料、ラジカル系塗料、セラミック系塗料、ピュアアクリル系塗料、光触媒塗料、遮熱系塗料など様々な種類があります。
4 主な塗料の耐用年数の目安
①フッ素系塗料の耐用年数は15〜20年と長く、耐候性、撥水性にも優れていますが、汚れやすいというデメリットがあります。
②シリコン系塗料の耐用年数は8〜15年で、耐久性、耐候性に優れています。
③ウレタン系塗料の耐用年数は6〜10年で防水性、耐水性に優れています。
④アクリル系塗料の耐用年数は4〜7年と短めで、紫外線に弱いのがデメリットと言えます。
5 まとめ
塗装工事を行う際には、どのような効果が得たいかを施工業者と相談しておきましょう
塗装をすることで、外壁や屋根などあらゆる素材の寿命を延ばすことができます。
また、建築物を雨や紫外線から守る役割や、暮らしを快適にする遮熱効果や断熱効果のある塗料もあります。
疑問に思うことは訪ねて、納得のいくリフォームをおこないましょう。